子どもにおすすめなプログラミング教材13選!自宅でできるアプリも紹介

子どもにおすすめなプログラミング教材13選!

小学校の授業でプログラミング学習が必須科目となり、子どもにプログラミングを学ばせたいという人が増えています。

しかし、「子どもにプログラミングを学ばせたいけど、スクールに通うのは大変だし…」という方もいるでしょう。

そこでおすすめするのが、自宅でプログラミング学習ができる教材・アプリ・サイトです。

この記事では、数ある教材・アプリ・サイトのなかで、
子どもの年齢・好み・レベルに合ったものを見つけられるよう、
年齢や特徴別にプログラミング教材をまとめました!

あわせて子どものプログラミング学習のメリットや基礎知識もご紹介します。

子どものプログラミング学習を理解しながら、お子さんにあった学び方を見つけていきましょう!

プログラミング学習導入の背景とは?子どもへのメリット4つ

子どもにプログラミングを習わせる5つのメリット

2020年から、日本の小学校では「プログラミング教育」が必修科目となりました。

そもそも、なぜ子どもに「プログラミング教育」が必要になったかというと、「自由」や「多様性」が認められる「風の時代」をいきるための、柔軟な思考力を身につけるためです。

上記のとおりで、プログラミング学習を子どものころからはじめることは「将来的にIT系の仕事につける」以外に、具体的に以下の4つのメリットがあります。

  1. ほかの子どもに遅れをとらない
  2. 論理的思考力・問題解決能力が身につく
  3. 途中で諦めない「忍耐力」が身につく
  4. 子ども同士のコミュニケーション力が身につく

柔軟な思考力を身につけることで、近い将来が予測しにくい「風の時代」でも柔軟に対応できる力が身につきます。

それでは以下では、子どもがプログラミング学ぶ具体的なメリットを詳しくご紹介します。

1. ほかの子どもに遅れをとらない

プログラミング学習を自主的におこなうと、授業でほかの子に遅れを取らなくなります。

小学校の先生もプログラミングの専門ではないため、授業の説明ではわかりにくいこともあるでしょう。

そこで、プログラミング教材を活用することで授業の内容も補うことができて、「勉強する習慣」も身につくためプログラミング以外の勉強も嫌がらなくなります。

とくに、プログラミング教育の教材は子どもが遊びながらも学べるように作られているため、進んで教材を使ってくれるのです。

プログラミングの学習をしていれば「英単語」を見る機会が増えるため、わからないなりに英語を見る機会が増えると、英語の覚えも早くなるでしょう。

運動やピアノなどの習い事とは違って勉強をするきっかけが作れるため、「子どもの勉強のめんどうを見てあげられるか不安」という方は、子どもにプログラミング教材を渡すことがおすすめです。

2. 論理的思考力・問題解決能力が身につく

プログラミングを学ぶと「論理的思考力」や「問題解決能力」が身につきます。

プログラミングはコードをひとつでも間違えると正常な動作ができないため、必然的に「どうして間違ったんだろう」と考えるようになります。

感覚ではなく、根拠を元にエラーを探す必要があるからです。

例えば、ゲーム制作をしていて「キャラクターを1歩前に進ませる」というコードを書いたときに、キャラクターが2歩進んでしまうエラーが発生した場合を考えてみましょう。

上記のエラーを解決しようと思ったときには、以下のように論理的に考えられます。

  • 進んではいるから「1歩→2歩」と指示を間違えていないか
  • 実は2歩進んでいるように見えて、1歩の歩幅が大きいのではないか

プログラミングで正常に動作しない場合は、必ず上記のようにエラーが発生しています。

エラーを解決するために考えることが「論理的思考力」や「問題解決能力」を育てることにつながるのです。

「論理的思考力」と「問題解決力」は社会人になっても幅広く求められるスキルなので、エンジニアにならない人にとってもプログラミング学習は役に立ちます。

3. 途中で諦めない「忍耐力」が身につく

小さいころからプログラミング学習をはじめると、ものごとを途中で諦めない「忍耐力」が身につきます。

プログラミングで「何かの動作」をつくる場合、正しく動くプログラムを組めるまでにたくさん失敗を繰り返すことになるでしょう。

何度も失敗して試行錯誤を繰り返すことで、それが完成したときには何にも変えられない「達成感」が得られます。

成功体験を積み重ねることで子どもに自信がつくため、何ににもやる気のある子どもになるでしょう。

4. 子ども同士のコミュニケーション力が身につく

友達と協力してむずかしい問題に取り組むことで、コミュニケーション力や協調性が身につきます。

同じ知識レベルの友達とプログラミング学習をすることで、お互いにわからないことを相談し合うことができるからです。

また、プログラミングはオンラインで繋がっている状態でも学習ができるため、友達と一緒に勉強する機会は増えるでしょう。

もし、将来的にプログラミングを仕事とする際には「チーム単位の作業」が多いため、子どものころから周囲と協力する能力が身につけることが重要です。

小さいときからコミュニケーション能力を身につけるためにも、プログラミングの学習環境は整えてあげましょう。

子どもが家でプログラミング学習する3つの方法

子どもが家でプログラミング学習する3つの方法

親世代がプログラミングを必修科目として学んでいないため、子どもに「教えて」といわれても、うまく教えられないことがネックですよね。

プログラミング教材を使って子どもに自主的に学んでもらえば、親が直接勉強を教える必要がなくなります。

また、プログラミング教材は無料で楽しく遊びながら学習できるものが多いため、子どもも積極的に勉強をしてくれるでしょう。

具体的に、子どもがプログラミングを学習する方法は以下の3つあります。

  1. 教材
  2. アプリ
  3. オンライン講座

上記の3つの方法なら、子どもは自宅で学習できます。

「送迎の手間がかかる」「費用が高い」など、スクールへ通う際のデメリットを感じにくいことも魅力です。

それでは、以下でそれぞれの学習方法の特徴を見ていきましょう。

1. 教材

子どもが自宅でプログラミング学習をする方法として「教材で学ばせる」という方法があります。

ここで「教材」とは、ロボットや光る電子回路のようなものを指しており

教材を使ったプログラミング学習は「ロボットや画面上のキャラクターを動かすためのプログラミングを組む」といったものが多いです。

教材で学ぶことで、ものが動く仕組みが学べます。

小さいころからモノを作ったり組み立てたりすることが好きな子どもにおすすめな、プログラミング学習方法です。

2. アプリ

パソコンやスマホ・タブレットを利用してアプリで学習する方法があります。

アプリ学習では、簡単なコードをマネてプログラミングの基礎を学んだり、実際にゲームを作ったりできます。

アプリでのプログラミング学習は無料で利用できるものが多いため、気軽に始められる点が大きなメリットです。

子どもがプログラミング学習に飽きたとしても、アプリが無料だとしたら損はしませんね。

ただし、子どもに学習用にタブレットやパソコンを用意するコストがかかる点だけは、あらかじめ把握しておきましょう。

3. オンライン講座

子どもに自宅でプログラミングを学ばせる方法として、オンライン形式のスクールに通わせる方法もあります。

オフラインのスクールでは「送迎をする時間がない」「でも一人で通わせるのは心配」という方におすすめです。

教材やアプリではなく「スクールでプログラミング学習する」ことのメリットは、以下のとおりです。

  • 専門家が教えてくれる
  • ほかの子との購入もある
  • わからないことは質問できる

親世代がプログラミングを習っていないため、子どもにプログラミングのことを聞かれても困りますよね。

スクールに通っていれば、わからない内容はいつでも先生に聞くことができます。

一定の知識が身につくまでは親は丸投げできる点も、おすすめのポイントです。

幼児の子どもにおすすめなプログラミング教材3選

幼児の子どもにおすすめなプログラミング教材3選

子どもが2歳〜6歳までの幼児におすすめなプログラミング教材は、以下の3つです。

  1. Scratch Jr(スクラッチジュニア)
  2. Code Karts(コードカーツ)
  3. ピタゴラン

難しすぎる教材を渡しても、クリアできずに子どもが飽きる可能性があります。

そのため、以下で紹介する「対象年齢」をあてにしすぎず、あなたの子どもの知識レベルにあった教材を選んであげましょう。

最初は子どもが教材を使って学習しているところを一緒に見て、サポートしてあげるのもいいですね。

それでは、以下で詳しくご紹介します。

1. Scratch Jr(スクラッチジュニア)

1. Scratch Jr(スクラッチジュニア)

出典:http://www.scratchjr.org/

名称 Scratch Jr(スクラッチジュニア)
料金 完全無料
対象年齢 5歳〜7歳
プログラミング言語 Scratch(スクラッチ)
学習媒体 ブラウザ、アプリ
対応機種 パソコン、タブレット、スマホ
学習スタイル キャラクターを動かす指令が書いた図形ブロックを動かして、キャラクターを自由に動かす
特徴

・子供向けプログラミング教材「Scratch」を幼少児向けに開発したもの
・マウス・画面タップしか使わないため、感覚的に操作ができる

公式サイト http://www.scratchjr.org/

Scratch Jr(スクラッチジュニア)は、世界で8840万人(2022年4月現在)ものユーザーに利用されているScratch(スクラッチ)をMIT(マサチューセッツ工科大学)が幼児向けに開発し直したプログラミング教材です。

キャラクターに自分が考えた動きをさせられるため、子どもの想像力が養われます。

操作方法も「ブロックやキャラクターを配置する」という感覚的な動作だけなので、幼児でも簡単に操作ができる教材です。

ゲームをする感覚でパソコンと触れる機械を増やせるため、小学校に上がった際にもプログラミング学習にとっつきやすくなります。

2. Code Karts(コードカーツ)

2. Code Karts(コードカーツ)

出典:Google Playストアダウンロードページ

名称 Code Karts(コードカーツ)
料金 610円(無料版もあり)
対象年齢 4歳〜
プログラミング言語
学習媒体 アプリ
対応機種 タブレット、スマホ
学習スタイル コーディングブロックを組み替えて、レーシングカートを動かす
特徴

・直接コードをうちこまずに、プログラミングの仕組みを学べる
・アプリをプレイするだけで「プログラミング思考」が身につく

公式サイト Googleプレイストア

Code Karts(コードカーツ)は、カーレースで遊びながらコーディングの基礎となる「プログラミング思考」を養えるアプリです。

70を超えるレベルのコースが用意されており、子どもが楽しんでいる間に遊び尽くしてしまうでしょう。

具体的な遊び方としては、ゴールまでの道のりを「矢印ブロック」を配置して正しく導きます。

2. Code Karts(コードカーツ)

出典:Google Playストアダウンロードページ

Code Karts(コードカーツ)の有料版は610円かかりますが、「就学前のプレコーディング」は無料で利用可能です。

3. ピタゴラン

3. ピタゴラン

出典:Apple Storeダウンロードページ

名称 ピタゴラン
料金 完全無料(一部有料)
対象年齢 3歳〜
プログラミング言語
学習媒体 アプリ
対応機種 タブレット、スマホ
学習スタイル 画面をなぞるだけで「ピタゴラスイッチ」のような仕掛けを作れる
特徴

・アプリの累計ダウンロード数は2000万(2022年4月現在)
・大人でものめり込んでしまうような盛り上がれるアプリ

公式サイト App Store

ピタゴランは、ピタゴラスイッチのように「ドミノ」や「滑り台」などの仕掛けを使ってボールをゴールまでたどり着かせるアプリです。

3. ピタゴラン

出典:Apple Storeダウンロードページ

スタートからゴールまで、仕掛けの種類や量やを組み替えることでひとつのコースをつくります。

ボールがゴールまでたどり着かなければギミックを入れ替えて、失敗を繰り返しながら試行錯誤することになるでしょう。

ピタゴランは、失敗したときには「なぜ失敗したのか」「どの仕掛けを変えたら成功するか」という思考力を鍛えられます。

感覚的な操作ができるため、3歳からでも利用可能なアプリです。

小学校低学年の子どもにおすすめなプログラミング教材5選

小学校低学年の子どもにおすすめなプログラミング教材

小学校の低学年の子どもがプログラミングを学ぶのにおすすめな教材は、以下の5つです。

  1. Scratch(スクラッチ)
  2. Viscuit(ビスケット)
  3. Hour of Code(アワーオブコード)
  4. Springin’s(スプリンギン)
  5. GLICODE(グリコード)

対象年齢を確認して、子どもに合うものを選びましょう。

無料の教材が多いため、ひとつ試して子どもが楽しめていなそうなら別の教材を試すことがおすすめです。

それでは、以下で詳しくご紹介します。

1. Scratch(スクラッチ)

1. Scratch(スクラッチ)

出典:https://scratch.mit.edu/

名称 Scratch(スクラッチ)
料金 完全無料
対象年齢 8歳〜16歳
プログラミング言語 Scratch
学習媒体 ブラウザ
対応機種 パソコン、タブレット、スマホ
学習スタイル 自作ゲーム・アニメーションを作れる
特徴

・全世界で約8840万人以上のユーザーが利用している(2022年4月現在)
・200ヶ国以上の国で利用されており、70以上の言語で利用可能

公式サイト https://scratch.mit.edu/

子どものプログラミング教育で、多くの教育団体に注目されているプログラミング教材が「Scratch(スクラッチ)」です。

自作ゲームをかんたんなブロック操作で作れるうえに、ゲームで登場させるキャラクターも自分で描くことができます。

1. Scratch(スクラッチ)

出典元:https://scratch.mit.edu/projects/editor/?tutorial=getStarted

ゲーム制作のサンプルとしてほかの利用者が作ったゲームやアニメーションが公開されているため、子どものゲーム制作の想像力が上がるでしょう。

また、小学校やプログラミングスクールでも、教材としてScratch(スクラッチ)が使用されていることから、子どもが小学校に入ってもプログラミング言語の違いによるギャップを感じることも少ないでしょう。

Scratch(スクラッチ)でのゲーム制作に慣れてきたら、プログラミング言語「Scratch」を使用して、コーディングを学ぶこともできます。

2. Viscuit(ビスケット)

2. Viscuit(ビスケット) 出典元:https://www.viscuit.com/

名称 Viscuit(ビスケット)
料金 完全無料
対象年齢 6歳〜
プログラミング言語 ビスケット
学習媒体 ブラウザ、アプリ
対応機種 パソコン、タブレット、スマホ
学習スタイル 独自のプログラミング言語「ビスケット」を使って、プログラムの仕組みをかんたんに学べる
特徴 ・小学校、中学校やスクールでも利用されいている
・英単語は使わず、感覚的なコーディングができる
公式サイト https://www.viscuit.com/

Viscuit(ビスケット)は、むずかしいコードを使わずに「自分で描いたイラストを動かす」などの感覚的な操作でプログラミングを学べる教材です。

パソコンのブラウザ上だけでなく、スマホ・タブレットからアプリをダウンロードして利用することもできます。

2. Viscuit(ビスケット)

出典元:https://develop.viscuit.com/env3/children.html?

You Tubeに「使い方動画」や「ほかのユーザーが作ったアプリの紹介動画」が載っていたり、オンラインスクールがあったりするため、操作感もすぐに覚えられるでしょう。

3. Hour of Code(アワーオブコード)

3. Hour of Code(アワーオブコード)

出典元:https://hourofcode.jp/

名称 Hour of Code(アワーオブコード)
料金 完全無料
対象年齢 7歳〜
プログラミング言語 JavaScript、Python、Lua、CoffeeScript、C#、HTML、CSS、など
学習媒体 ブラウザ
対応機種 パソコン、タブレット、スマホ
学習スタイル ベースとなるゲームから、オリジナルのゲーム性を追加できる
特徴 ・1億人以上の子どもが利用した実績がある(2022年4月現在)
・「マインクラフト」や「スター・ウォーズ」などをベースに自作ゲームを作れる
公式サイト https://hourofcode.jp/
https://code.org//learn

Hour of Code(アワーオブコード)は、完全無料で利用できるプログラミング学習教材です。

ベースとなるゲームから自分なりのオリジナルルールを追加して、この世にはないまったく新しいゲームを生み出せます。

3. Hour of Code(アワーオブコード)

出典元:https://studio.code.org/projects/spritelab/OGOcBtrzcoRfh3jll-z849m4Gznae5uMAar6qpliWpg/edit

これまでに作られてきた新しいゲームは累計2,000万個以上あり、多くのユーザーが利用していることがわかります。

基本はプログラミング言語でのコーディングはおこなわず、指示が書かれた「ブロック」を組み合わせることでキャラクターの操作を決めますが、慣れてきたら「JavaScript」や「Python」などのプログラミング言語でゲームをつくることも可能です。

4. Springin’s(スプリンギン)

4. Springin's(スプリンギン)

出典元:https://www.springin.org/

名称 Springin’s(スプリンギン)
料金 完全無料
対象年齢 4歳〜
プログラミング言語
学習媒体 アプリ
対応機種 タブレット、スマホ
学習スタイル 感覚的な操作でアプリを作り、プログラミング思考を身につけられる
特徴 ・教育現場でのプログラミング学習に利用されている
・自分で作ったアプリを公開したり、人のアプリを遊べる
公式サイト https://www.springin.org/

Springin’s(スプリンギン)は完全無料で使えて、オリジナルのアプリを作りながらプログラミング思考が学べる教材です。

ゲームで登場するキャラクターも自分で描くため、子どもの想像力を発揮する絶好の教材になるでしょう。

4. Springin's(スプリンギン)

出典元:https://apps.apple.com/jp/app/springin/id1184243692?platform=ipad

プログラミング言語は使いませんが、ゲームを完成させるために「どうしたら面白いアプリが完成するか」「どんなゲーム性だと楽しめるか」などを考えるため、失敗を繰り返しながら「思考力」や「問題解決能力」を身につけられます。

世界中の人が作ったクオリティの高いアプリが揃っているため、大人でも楽しめますよ。

5. GLICODE(グリコード)

5. GLICODE(グリコード)

名称 GLICODE(グリコード)
料金 完全無料
(ポッキーは有料)
対象年齢 4歳〜
プログラミング言語
学習媒体 アプリ
対応機種 タブレット、スマホ
学習スタイル 指令ブロックを操作し課題を解決することで、論理的思考力を身につける
特徴 ・お菓子メーカー「グリコ」が開発したプログラミング学習アプリ
・ポッキーを使って学習するため、子どもが勉強に興味を持ちやすい
公式サイト https://cp.glico.com/glicode/

GLICODE(グリコード)は、お菓子メーカーのグリコが開発したアプリで、ポッキーを使って学習できるプログラミング教材です。

机に並べたポッキーの写真を撮りアプリに取り込むことで、アプリ内のキャラクターが動き出します。

5. GLICODE(グリコード)

出典元:https://apps.apple.com/jp/app/glicode-gurikodo/id1145712761?platform=ipad

ポッキーの置き方によってキャラクターに送る指令が代わるため、アプリ内の指示によってポッキーの置き方を組み替えるのです。

出された課題を解決するためにポッキーを並べ替えるだけで「Sequence(順番に実行)」「Loop(繰り返し)」「If(場合分け)」という、プログラミングで必要な思考力が身につきます。

小学校高学年の子どもにおすすめなプログラミング教材5選

小学校高学年の子どもにおすすめなプログラミング教材5選

小学校高学年の子どもには、以下の5つのプログラミング教材がおすすめです。

  1. Light Bot(ライトボット)
  2. micro:bit(マイクロビット)
  3. レゴ®エデュケーションSPIKE™プライム
  4. ニンテンドーラボ
  5. マインクラフト

上記の教材は、比較的難易度が高いプログラミング教材です。

その分、作れる制作物の自由度が高く、使いこなせる子どもは想像力を働かせてオリジナリティのあるゲームなども作ってくれるでしょう。

それでは、以下で詳しくご紹介します。

1. Light Bot(ライトボット)

1. Light Bot(ライトボット)

出典元:https://apps.apple.com/us/app/light-bot/id657638474

名称 Light Bot
料金 無料
(一部有料)
対象年齢 4歳〜8歳
(有料版は9歳以上)
プログラミング言語
学習媒体 アプリ
対応機種 パソコン、タブレット、スマホ
学習スタイル ロボットのキャラクターを操作して、ボックスの上を操作する
特徴 ・2,000万人以上の子どもがプレイしている(2022年4月現在)
・世界中の教師にも利用されいている
公式サイト https://apps.apple.com/jp/app/lightbot-code-hour/id873943739

Light Bot(ライトボット)は、ロボットに行動の命令を送って指定した動きに沿って動かすための思考力が身につくアプリです。

英単語を打つようなコーディングはしません。

「矢印」や「ジャンプ」という決められた指示を組み合わせて、ロボットを目的地までたどり着かせるゲームです。

1. Light Bot(ライトボット)

出典元:https://lightbot.com/

ゲーム性はかんたんなため、アプリを楽しみながら論理的思考力が身につくプログラミングのアプリ教材です。

無料版は全20ステージが用意されていますが、小学校高学年の子どもは有料版の追加ステージをプレイしましょう。

2. micro:bit(マイクロビット)

2. micro:bit(マイクロビット)

出典元:https://makecode.microbit.org/#

名称 micro:bit(マイクロビット)
料金 本体:約4,000円
(オープン価格)
対象年齢 8歳〜
プログラミング言語 ブロック、Python、JavaScript
学習媒体 ブラウザ
対応機種 パソコン、タブレット、スマホ
学習スタイル 指示にしたがって、かんたんな動きやアプリ、音楽を作れる
特徴 ・ブラウザ上で作ったプログラムを動かせる
・MicroBit本体を購入すると、プログラムを外部出力できる
公式サイト https://makecode.microbit.org/#

micro:bit(マイクロビット)は、ブラウザ上のエディタを使ってプログラミング学習ができる教材です。

チュートリアルが複数用意されており、操作を覚えやすいという特徴があります。

また、「新しいプロジェクト」を作成すれば、子どもが考えたオリジナルの動作も作成可能です。

2. micro:bit(マイクロビット)

出典元:https://makecode.microbit.org/#editor

MicroBitの外部出力専用の本体を購入すれば、子どもが作ったプログラムで光るブレスレットなども作れます。

外部出力できる本体を使って学ぶことで「創作する楽しみ」を楽しめますよ。

3. レゴ®エデュケーションSPIKE™プライム

3. レゴ®エデュケーションSPIKE™プライム

出典元:https://ev-3.net/playfullab/

名称 レゴ®エデュケーションSPIKE™プライム
料金 61,050円(税込み)
(アプリは無料)
対象年齢 8歳〜12歳
プログラミング言語 アイコン型、Python
学習媒体 アプリ
対応機種 パソコン、タブレット
学習スタイル プログラムを組んで、教材に同封されているロボットを動かす
特徴 ・ロボットを組み立てる部分も楽しめる
・動画のチュートリアルがあるため、操作がわかりやすい
公式サイト https://ev-3.net/playfullab/

小学校3年生〜6年生の子どもを対象にした、「自分のロボットを操作する」プログラムを学べるプログラミング教材です。

家庭向けのプログラミング教材であるため、子どもがロボット作りに夢中になっている姿を近くで見守ることができます。

3. レゴ®エデュケーションSPIKE™プライム

出典元:https://ev-3.net/playfullab/

プログラミングでわからない部分もサポートしてくれるため、子どもは迷うことなく学習を進められるでしょう。

レゴ社が提供するロボットなので作り込みもプロ仕様で、ものづくりから楽しめるプログラミング学習教材です。

4. ニンテンドーラボ

4. ニンテンドーラボ

出典元:https://www.nintendo.co.jp/labo/

名称 ニンテンドーラボ
料金 バラエティキット:7,678円(税込み)
対象年齢 10歳〜
プログラミング言語
学習媒体 Nintendo Switch
対応機種 Nintendo Switch
学習スタイル ブロックを使って動作を指示してゲームをつくる
プログラミング思考を身につけられる
特徴 ・バラエティキットを使ってかんたんに遊び道具を作れる
・Nintendo Switchを使うため、本格的なオリジナルゲームを作れる
公式サイト https://www.nintendo.co.jp/labo/

Nintendo Switchを使ってオリジナルゲームを作れるプログラミング教材です。

ジョイコンを使ったゲームを作れるため、アプリ上で動かすゲームとは違う「本格的なゲーム」を作れます。

4. ニンテンドーラボ

出典元:https://www.nintendo.co.jp/labo/invention/index.html

2019年4月12日には「VRキット」が発売され、VRのゲームも自作できることが、ほかのプログラミング教材にない特徴のひとつです。

5. マインクラフト

5. マインクラフト

出典元:https://www.minecraft.net/ja-jp

名称 マインクラフト
料金 3,000円
対象年齢 9歳〜
プログラミング言語 Java
(Python、Ruby、Lua)
学習媒体 専用ソフト
対応機種 パソコン
学習スタイル 何でもできる空間(ワールド)で想像力とそれを実現する思考力が身につく
特徴 ・マインクラフトのゲーム内では「何でもできる」
・同じ「ワールド」で複数の人数でプレイできる
・MOTをつくる場合は「Python、Ruby、Lua」も学べる
公式サイト https://www.minecraft.net/ja-jp

世界的に有名なゲームとして人気がある「マインクラフト」を使ってプログラミングの学習ができます。

通常のプレイでも自由度が高く、何をつくるかという「想像力」が身につきますが、プログラミング言語「Java」によるプログラミングを駆使すると、さらに複雑でスケールの大きい操作が可能です。

5. マインクラフト

出典元:https://www.youtube.com/watch?v=yQ55T_eVV3I&t=238s

通常のマインクラフトでプログラムを組むのがむずかしい場合は、「マインクラフトでプログラミング!親子の入門動画」で学習するのがおすすめです。

上記の教材を購入すると、プログラミング言語のコーディングではなく「パーツ」という指示ブロックを組み立ててキャラクターの操作ができるため、感覚的な操作で「プログラミング思考」を身につけられます。

まとめ

この記事では、子どもがプログラミング学習をするのにおすすめな教材をご紹介しました。

No. 幼児 小学校低学年 小学校高学年
1 Scratch Jr(スクラッチジュニア) Scratch(スクラッチ) Light Bot(ライトボット)
2 Code Karts(コードカーツ) Viscuit(ビスケット) micro:bit(マイクロビット)
3 ピタゴラン Hour of Code(アワーオブコード) レゴ®エデュケーションSPIKE™プライム
4 Springin’s(スプリンギン) ニンテンドーラボ
5 GLICODE(グリコード) マインクラフト
 

プログラミング学習を小さいころからはじめることで、将来的に社会で役に立つ「論理的思考力」「問題解決能力」をはじめとし「忍耐力」「コミュニケーション力」も身につけられます。

上記の理由により、2020年から小学校の授業でもプログラミング教育が必修化されました。

そのため、授業だけではなく「無料でできる習い事」として、プログラミングを学ばせることを考えてみましょう。

プログラミング教材には難易度があるため、対象年齢に関わらず子どもの学習レベルにあわせた教材を利用するのがポイントです。

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