一人暮らし・単身世帯の場合、大災害が起きても自分の身は自分で守る必要があります。
それは食糧や飲み物の確保もそうです。震災の時にはコンビニやガソリンスタンドに人だかりができて、ろくに購入できなかったという体験談もよくありました。
そこで今回は一人暮らしをしている人におすすめの防災グッズや、最低限これだけは準備しておいてほしい物のリストをまとめたいと思います。
「特に何も備えてないな〜」という方や、「家にあるものでなんとかなりそう」という方はぜひリストをご覧になって、足りていないものはないかをご確認ください。
災害時に最低限必要な1人用の防災グッズリスト
ここからは、1人分の災害時に必要な防災グッズについてご紹介いたします。
1人用と言いましても、高齢者などの動きに不安がある方や、身動きが取れない方となれば、必要なものや持ち運べるものが変わってきます。
また女性と男性でも必要な内容は変わってきますので、注意しておきましょう。
ご自身やご家族の状況に合わせて、しっかりと備えておくことが大切です!
大人1人に最低限必要な防災グッズ
【大人1人に最低限必要な防災グッズ】
- 水
- 食料
- 衣類、下着
- 防災用ヘルメット、防災ずきん
- レインウェア
- 懐中電灯
- 携帯ラジオ
- 予備電池、モバイルバッテリー
- マッチ、ろうそく
- 救急用品(常備薬、絆創膏、消毒液など)
- 軍手
- 洗面用具
- 歯ブラシ、歯磨き粉
- タオル
- ペン、ノート
【女性が追加で持っておきたい防災グッズ】
- 生理用品
- 防犯ブザー、ホイッスル
- 中身の見えないゴミ袋
- 生理用品
- サニタリーショーツ
大人1人でも、このように多くの備えが必要になります。
水や食料は定期的に賞味期限などを確認し、ローリングストックを行いながら準備しておくといいでしょう。
下着などもサイズや季節に合わせて準備をしておかなければなりませんので、半年に1度は交換した方が良いですね。
冬場などの寒い時期になれば、毛布や寝袋などの防寒対策が必要です。
特に女性は、避難所内での性被害などが深刻となっており、自分の身を守るためにも備えておかなければなりません。
ホイッスルや防犯ブザーなどを持ち、もしもの際に危機を周りに知らせることができるようにしておくだけでも、安心できるでしょう。
また避難所内での感染症予防もできるようにしておいた方がいいので、マスクやウェットティッシュ、ハンドソープや消毒用アルコール、体温計なども一緒に備えておくとさらに安心です。
高齢者1人に最低限必要な防災グッズ
続けて、高齢者1人に最低限必要な防災グッズについてです。
【高齢者1人に最低限必要な防災グッズ】
- 大人用紙パンツ
- 持病の薬
- おくすり手帳
- 杖
- 補聴器
- 入れ歯(入れ歯用洗浄剤)
- 男性用吸水パッド
- デリケートゾーン洗浄剤
高齢者の方は、大人1人用の防災グッズだけでなく、身体の状況に合わせた準備が必要になってきます。
特に「持病の薬」は重要で、身長や体重に合わせて飲む量なども変わってきますので、他人に貰うようなことがないようにしっかりと準備をしておきましょう。
大雨や台風などの災害時を想定して、病院から多めに薬を処方してもらっておくと安心ですね。
また入れ歯や補聴器などの、災害時も生活に必要になってくるものもしっかりと持ち運べるようにしておきましょう。
中身をぱんぱんに入れず少しゆとりを持たせることで、高齢の方でも持ち運びやすくすることができますので、事前に確認しておくことも大切です。
単身世帯(1人暮らし)におすすめの防災グッズ・防災セット
1人暮らしだからこそ、防災グッズや防災セットをしっかりと準備しておく方が安心です。
災害時には、近くに頼れる人がいない場合がありますので、ご自身の分だけでも確保しておけば気持ちの面でも違います。
100円ショップなどでも防犯グッズは販売されており、格安で揃えることができますが、全てを揃えるとなると種類も多いのでかなり大変。
セットになっているとそのまま置いておくだけでいいので、ご高齢の方にも伝えやすいですね。
ここからは、1つあれば安心できる防犯グッズをご紹介します!
是非参考に選んでみてくださいね。
大人1人におすすめの防災グッズ
価格:18,400円
※2022年8月現在
こちらの防災グッズは、1つで全てが揃うようになっています。
ランタンやラジオ、ブランケット、さらにはエアベッドまでセットになっていますので、1つあれば安心です。
ご紹介した分は、1人用3日分の保存食も入っていますので、他に準備しなければならないのは衣類くらい。
雨天時でも安心の、水に強いバッグに入っていますので、天気関係なくそのまま持ち運べるので便利です。
ただ中身の量がとても多く重量も7kgなので、女性には少し重たく感じてしまうかもしれません。
事前に運べる重さを確認し、持ち運びがしやすいように調整しておくと、災害時にも動きやすく安心できます。
高齢者の1人暮らしにおすすめの防災グッズ
価格:17,999円
※2022年8月現在
簡易トイレに懐中電灯や保存食など必ず必要なものだけでなく、感染症予防のマスクやピルケース、折り畳みの杖など、ご高齢の方が安心できるような内容になっています。
ローリングストックをする際に、ピルケースの中身も一緒に入れ替えるようにしておけば、お薬の使用期限も切れることないので安心です。
「防災のしおり」がセットになっていますので、事前に目を通しておくことで、ご高齢の方でも災害時に対応がしやすくなります。
ご家族の方が一緒についてあげて、使い方などを確認してあげましょう!
まとめ
こちらでは、1人暮らし用の防災グッズと、最低限必要な持ち物についてご紹介しました。
大人1人とはいえ、高齢者の方になると身体の状況に合わせた備えが必要になってきますし、女性は特に防犯グッズや生理用品などの備えも必要ですので、しっかりと準備をしておくことが大切です!
半年に1度は防犯グッズの確認をしておくことで、高齢者の方のお薬や非常食、季節に合わせて必要な中身を、入れ替えておくことができます。
もちろん、高齢者の方以外も定期的に中身の確認をしておかなければ、災害時に必要なものが揃っていないなんてことも考えられます。
災害はいつ起こるかわかりませんので、1人だから大丈夫だと思わず、できるだけ備えておくことで対応がすぐにできるようになりますよ!
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