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空き巣に狙われやすいSNS投稿の特徴!気をつけるべきことや対策も

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空き巣に狙われない為のSNS対策

近年InstagramやTwitterやFacebookなど様々なSNSが普及し、たくさんの情報を簡単に得られるようになりました。

逆を言えば、あなたの情報も周りから得やすくなってしまったと言えます。

今回は空き巣や犯罪者がどのようにあなたのSNSから情報を抜き出すのか、そして狙われないためにはどのようなことを気をつけるべきかについて、解説していきます。

目次

空き巣がSNSから個人情報を抜き取る方法

住所や本名、電話番号などの個人情報を「私の個人情報はこちらです!」と投稿したりシェアされる方はなかなかいらっしゃらないと思います。

しかし何気なくアップした旅行の計画や、友達と行ったカフェの情報、自然災害のツイートなどからあなたの個人情報や住んでいるエリアは簡単に特定されてしまいます。

一例として挙げますと…

あなたのSNSから得られる個人情報

  • 画像の位置情報から自宅の住所
  • 自然災害などの被害情報から大体の住所
  • 家周辺の写真から大体の住所
  • 贈り物やコレクションの写真から貴重品の有無
  • 家族構成や友人関係
  • 一人暮らしかどうか
  • 家の間取りやマンション
  • 仕事や学校で家を空ける時間帯
  • 女性や子供が一人で留守番をしているという情報
  • 旅行などのスケジュールで不在にする日程

どれかひとつだけ分かっても、空き巣被害につながるわけではないのですが、SNSというのは投稿を続けるものなので、アカウントの情報を遡るとヒントがつながって特定の個人情報につながることもあります。

そしてさらに自宅を空ける時間や、期間がバレた時が空き巣の狙いどきです。

それこそ本気であなたの家の場所や、他に一緒に住んでいる人はいないか間取りやコレクションの置き場所などを必死でリサーチしてきます。

実は総務省もSNSのトラブル例として「旅行中の写真投稿や書き込みによる空き巣被害」の注意喚起しています。

総務省:旅行中の写真投稿や書き込みによる空き巣被害

(画像引用元:総務省)

便利で楽しいSNSというツールが増えたからこそ、気をつけていきたいですね。

SNSに投稿すると危険な情報

ここからはSNSに投稿すると空き巣に狙われやすくなってしまう、危険な情報をご紹介します。

SNSに投稿すると危険な情報

  • 位置情報につながる投稿
  • 旅行先や旅行の計画に関する投稿
  • 盗む価値があると判断される投稿

位置情報につながる投稿

なんといってもここです。

住所や位置情報が分からなければ、空き巣や泥棒はあなたをターゲットにしようがないのです。

位置情報のヒントとなる投稿例をまとめます。

あなたの位置情報がバレる投稿例

  • 投稿や画像に付けられる位置情報
  • 地震などの被害状況
  • 大雪による家や車の様子の写真
  • 駅やバスの遅延情報
  • 部屋から見える景色の写真
  • 何気なく撮った近所の風景写真(標識や電柱、マンホールなど)
  • 家の中の間取りが分かるようなペットと部屋の写真
  • 子どもの学校行事から学区や子どもの有無情報

あなたは過去にこのようなツイートや投稿をしていませんか?

アイドルのファンの話で怖かったのが、スプーンに映った女性を特定し熱愛情報に繋がったり、瞳に映った風景から自宅住所がバレるなんていうこともありました。

スマホで撮る写真の画質もかなり上がっているので、ほんのちょっと映り込んだものをズームして確認するなんて誰もができてしまいます。

ふと思い立ってツイートしちゃいますが、一度投稿をする前に「この画像や投稿は大丈夫かな?」と一息置いてから投稿するようにしましょう。

旅行先や旅行の計画に関する投稿

旅行に行ったら旅先で食べたもののストーリー(Instagram)や、飛行機や新幹線の移動手段などを投稿したくなりますよね。

ただこれらに関しては、出来るだけ帰宅後に行いましょう。

リアルタイムでの投稿というのが分かると、旅先から自宅住所までの距離を考え「あと○時間は家が不在状態だな」とバレてしまいます。

楽しい思い出のシェアは出来るだけ帰宅後に投稿し、帰宅したということが分かるように公開しましょう。

盗む価値があると判断される投稿

お友達からもらった高価な贈り物や、自分で集めているコレクションなどはついつい投稿してシェアしたくなりますよね。

ただこれが「この家を狙おう」という空き巣の犯罪心理の引き金になってしまうことも…。

もちろん物だけではありません。

「仮想通貨で◯千万稼いだ」とか「広告費で◯億円売り上げが出た」などお仕事関連の投稿も「ここにはお金がありそう」とターゲットになりやすいです。

お仕事上稼いだというアピールが必要な方もいらっしゃると思いますが、その場合は自宅の位置情報や留守情報が漏れないように厳重に注意しなければなりません。

空き巣に情報流出しないための対策

最後に空き巣に情報がバレない為の対策についてまとめて終わります。

空き巣に情報流出しないための対策

  • 写真を撮るときには位置情報サービスをオフ自宅
  • 自宅近辺でSNSで投稿するときに位置情報を追加しない
  • 画像に映り込んだ内容をしっかり吟味
  • 自宅を留守にする情報は公開しない

写真を撮るときには位置情報サービスをオフ

スマホで撮影する際には位置情報をオフにしてから撮影するようにしましょう。

SNSで投稿する際に、画像を解析すると画像に蓄積された個人情報がバレることがあります。

例えばiPhoneの場合、このように設定可能です。

画像 位置情報オフの手順
位置情報オフの手順① 設定からプライバシーを選択
位置情報オフの手順② 位置情報サービスを選択
位置情報オフの手順③ 位置情報サービスをオフにする

自宅近辺でSNSで投稿するときに位置情報を追加しない

最近は個人情報の流出を避けるため、SNSを投稿する際に位置情報は削除されるようになりました。

ただ手動で位置情報の追加は可能です。

自宅近辺で投稿する際は自宅周辺の位置情報が自動で張り付くことがあるので、こうならないように投稿前に必ず確認するようにしましょう。

画像に映り込んだ内容をしっかり吟味

前出の通り、映り込んだ風景や標識、商業施設から自宅近辺の情報を割り出すのは簡単です。

一度投稿する前に画像から位置情報が特定できないか、必ず確認しましょう。

自宅を留守にする情報は公開しない

位置情報×留守情報で空き巣に必要な情報はそろってしまいます。

旅行だけでなく、試験や帰省、通勤・通学情報も全て家を空ける時間のシェアであることを今一度念頭に置いてください。

盗まれてから、犯行に遭ってからでは遅いです。

ちょっとの注意で空き巣を招かない家を作れるので、毎日心がけましょう。

まとめ

意外な情報から空き巣は個人情報を抜くことがわかりました。

通勤・通学情報などが分かると、空き巣はマーキングを残してじっくりとターゲットの情報をあぶり出します。

まずは自分がターゲットにならないように、SNSの投稿前に危機管理・意識を高く持つようにしましょう。

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