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空き巣の前兆とチェック内容!泥棒が下見で残すマーキングとは?

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空き巣の前兆とマーキングの意味アイキャッチ

今回は、空き巣が狙う時の前兆と、泥棒が下見をする際に残すマーキングを紹介していきます。

「私の家は大丈夫かな?」と心配な方のために、分かりやすくチェック項目を作ったので、あなたのお家に当てはまっていないか確認してみてください。

当てはまっていた際の対処法や、空き巣が嫌がるような家についてもご紹介しますので、ぜひ最後まで見てくださいね。

目次

空き巣に狙われている前兆とは!?

まず空き巣は犯行を行う際、半分以上の割合で事前に下見をすると言われています。

空き巣といえば一人で行うイメージが強いですが、実際は団体での犯行も多くあります。

そしてリサーチした結果をマーキングで残すことが多いです。

【空き巣に狙われている前兆一覧】

  • 住居周辺に不審な印(マーキング)があった
  • 業者を装ってインターホンを鳴らす
  • 窓ガラスに石を投げられる
  • 見知らぬ人に遭遇した
  • タバコの吸い殻が残っている
  • ペットボトルが捨てられている

これらの前兆があった際は「狙われているかも!」と警戒したほうがいいですね。

ではどの辺が危険なのかについて解説していきます。

住居周辺に不審な印(マーキング)があったのは、下見の後に家や住民の情報をメモに残しているため。

業者を装ってインターホンを鳴らしたり、窓ガラスに石をぶつけるのは、大胆な手法ですが不在であるかを確認するため。

見知らぬ人に遭遇・タバコの吸殻やペットボトルのゴミがあったのは、空き巣が長時間に渡る下見をしている可能性があるためです。

空き巣が下見をする時のチェック項目

空き巣が下見をする理由は、一言でいうと保険です。

空き巣は前提として、ターゲットに見つかり通報されたり、逮捕されるリスクを減らそうとします。

ここでは警視庁の「侵入犯罪の脅威」のデータを元に、空き巣が下見をする時にチェックする内容を一覧にしました。

【空き巣が下見でチェックする内容】

  1. 留守の時間帯
  2. 入りやすく逃げやすいかどうか
  3. 窓のクレセント(鍵)の場所が開けやすいかどうか
  4. 隣近所からの見通しがどうか
  5. お金がありそうかどうか
  6. 犬がいるかどうか

    これらのチェック項目を何のために確認をするのかについて解説していきます。

    1に関しては、犯行時に住人と鉢合わせしないためにです。

    2と3に関しては、空き巣の犯行時間は短い方が捕まるリスクが低くなるため。

    4は空き巣はその家の住人に見つからなくても、隣近所の住人に見つかると意味がないのでそれを避けるため。

    5は犬が吠えることで犯行時に見つかることを避けるため。

    お金がありそうかどうかは、空き巣の侵入目的はたくさんありますが、なかでも金銭目的での犯行の割合が高いためとなっています。

    空き巣の前兆と思われるマーキング場所と意味一覧

    ここからは空き巣が住人の情報を残す為のマーキングについて、マーキングされやすい場所と、マーキングや印の意味についてご紹介します。

    空き巣がマーキングを残す場所は玄関以外にも!

    空き巣はどこにマーキングを残すのでしょうか?よくある場所をピックアップしました。

    【空き巣がマーキングを残す場所一覧】

    • 表札
    • ポスト
    • インターホン
    • メーターボックス

    上記リストを確認して家にマーキングがされていないか確認するようにしましょう。

    空き巣が残すマーキング(数字やアルファベットや暗号)の種類と意味23選

    空き巣が使うマーキングの意味を紹介します。

    近年はマーキングが有名になってしまい、空き巣もよりわかりにくい暗号を使っているので、一覧はあくまで一例として参照して下さい。

    マーキング・印 マーキングの意味
    M 男性
    W 女性
    F 家族
    S 1人暮らし
    入りやすい
    侵入できる可能性がある
    × 入れない
    学生
    赤ちゃんがいる
    黄色のシール 侵入できる可能性がある、赤ちゃんがいる等
    白色のシール 独身、女性
    黒色のシール 家族、男性
    SS 土日休み
    大学生
    ヤクザ、ヤンキー
    外国人
    アルバイトをしている
    20 20代
    8-20 8時から20時
    R 留守
    B ブラックリスト
    老人
    K 子どもがいる

    マーキングや空き巣の下見と遭遇した時の対処方法!

    まずは空き巣が嫌がる・諦める家の特徴はどんなものかをご紹介します。

    こちらは警視庁の「侵入犯罪の脅威」で紹介されている、空き巣が嫌がる・犯行を諦める家の特徴です。

    【空き巣が嫌がる・犯行を諦める家の特徴】

    • センサーライトがある
    • 犬を飼っている
    • 補助錠がついている
    • 合わせガラス
    • 監視カメラがある
    • 面格子がある

    空き巣は侵入するのに5分かかると約7割が諦め、10分以上かかるとほとんどが諦めます。

    「侵入に一分でも多く時間をかけさせる」

    これが空き巣に入られるか入られないかの大きな分かれ道と言えます。

    ここからは万が一あなたの家に空き巣が下見に来たり、マーキングを残していたらどうすべきか!?について、解説していきます。

    見知らぬ人を見かけたら挨拶する

    空き巣は住民に挨拶されることによって、住民同士のつながりが深く、防犯意識が高い街と認識します。

    結果的に犯行をやめさせる効果があると言われています。

    また空き巣の服装についても知っておきましょう。

    「空き巣」と聞くとマスク、サングラス、全身黒い服装のイメージが強いですが、実際はそうではありません。

    街に溶け込むかのように、ごく当たり前の服装をしています。

    • 営業マンを装うスーツ
    • 工事の作業員を装う作業着

    このように違和感のないように変装するのです。

    他にもその街の住民かのように、ジョギングするときの服装などに変装していることもあります。

    部屋の中で遭遇したら逃げる

    遭遇したときに、すぐに逃走する空き巣ならまだよいのですが、凶器を使い襲ってくる可能性も大いにあり、命の危険にもなります。

    もし遭遇した際は、即座に相手から逃げて警察に通報しましょう。

    写真を撮ってマーキングを消す

    マーキングを消さずに残しておくと、「防犯意識が低い」と空き巣が認識するので、ターゲットにされやすくなります。

    マーキングの写真を残しておくと、万が一の時に証拠として役立つかもしれません。

    在宅のアピールをする

    基本的に空き巣は住人の留守を狙って侵入してきます。

    逆を言うと住人がいると思うと空き巣は入りにくいのです。

    お出かけする際は、在宅アピールをしましょう。

    【在宅のアピール方法】

    • 昼間でも電気を付けておく
    • カーテンを開ける
    • 郵便物を溜め込まない

    SNSでスケジュールを公開しない

    まさか空き巣が私のSNSをチェックしてるなんて〜!とお思いかもしれませんが、近年の空き巣は色々な方法で情報をリサーチします。

    現在地や旅行の予定をSNSで投稿してしまうと、「何時から何時の間は家にいない」と空き巣に知られてしまう可能性があるので、そういった投稿は控えましょう。

    SNS の公開範囲を「信頼できる人に限定する」のも、対策の一つです。

    防犯グッズを設置・追加する

    防犯を強化するべき場所とおすすめ防犯グッズを一覧でご紹介します。

    警視庁の「侵入犯罪の脅威」のデータによると、最も多い侵入経路は、窓、玄関・裏口、ベランダです。

    令和2年「侵入窃盗の侵入口」

    一戸建て マンション(3階建て以下) マンション(4階建て以上)
    一戸建て住宅の侵入経路グラフ マンション3階建て以下の侵入経路グラフ マンション4階建て以上の侵入経路グラフ

    どの建物のタイプでも窓と表出入口が1〜2位で、大半を閉めています。

    簡単に侵入されないためには、防犯グッズを買い、セキュリティを強化する必要があります。

    防犯を強化する場所 おすすめの防犯グッズ
    • 防犯ガラス
    • 補助錠
    • 防犯フィルム
    • 防犯ブザー
    玄関・裏口
    • サムターン回し防止カバー
    • センサーライト
    • ドアガードプレート
    ベランダ
    • 防犯砂利
    • 忍び返し
    • 防犯カメラ

    まとめ

    空き巣が侵入する際には、下見をしてマーキングを残していることがあります。

    身の回りのちょっとした変化に気付くことが大切です。

    空き巣を家に入れさせないべく、侵入するときの時間を1分でも多く稼げるよう、事前に防犯グッズを買うなどの対策をしておくとよいですね。

    もしもの場合はすぐさま警察に通報をしましょう。

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