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空き家が空き巣に狙われる理由!何も置いてなくても起こる被害リスク

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空き家が空き巣に狙われる理由とリスク

金目のものを置いていない空き家にも空き巣や泥棒が入ることがあります。

また人が長期間出入りしていないことが分かると、放火や犯罪拠点に使われたりと思わぬトラブルに巻き込まれることも…。

本記事では理解が難しい【なぜ空き巣が空き家を狙うのか】【空き巣被害以外にも起こりうる空き家のリスク】についてご紹介します。

空き家を所有している、もしかして実家の空き家を引き継ぐかもしれないという方はぜひお読みになってください。

目次

何もない空き家が空き巣に狙われる理由!

空き巣といえば、通帳や貴重品などお金になりそうな物を持ち出すイメージがありませんか?

そうなると狙われるのは、人が住んでいる家だろうと思いますが、意外にも空き家も空き巣のターゲットにされることがあるんです。

その理由として、以下のような目的が挙げられます。

【空き巣が空き家を狙う理由】

  • 人がいないから侵入しやすい
  • ステイホームで住居が狙いにくくなった
  • 放置している物に価値がつくことも
  • 住み着く・不法占拠
  • 空き家を犯罪の拠点にする

人がいないから侵入しやすい

空き巣にとって最も恐ろしいのは、誰かに見つかり捕まることでしょう。

人が住んでいる家に侵入する際には、外から不在を確認して侵入しますが、中に誰かがいる可能性もゼロではありません。

実際に、盗みに侵入した家の中で住人と遭遇し、殺人につながったような恐ろしい事件も発生しています。

しかし空き家と分かっていれば、中に人がいないことは明らかですので、侵入しやすいのです。

ステイホームで住居が狙いにくくなった

侵入窃盗認知件数

(画像引用元:警視庁)

警視庁「住まいる防犯100番」によれば、侵入窃盗の認知件数は平成15年から減少傾向にあります。

令和2年の侵入窃盗件数も44,093件と前年比-23.7%と18年連続で減少しています。

住宅を狙った犯行も、令和2年は21,030件で前年比-27.3%でした。

こちらも平成16年から減少しています。

特に令和2年度の認知件数が大きく減少した理由として、コロナが影響していると考えられます。

コロナ禍により、私たちの生活は大きく変化しましたよね。

政府からステイホームが求められたことで、旅行に出かけることも減り、家にいる時間が長くなりました。

旅行などで長期不在になる家庭も減り、常に誰かが家の中にいる状況となったことで、空き巣たちが住居を狙いにくくなったことで、空き巣がターゲットにできる住宅が少なくなりました。

その分、リスクの低い空き家を狙った犯行に移行しているのです。

放置している物に価値がつくことも

空き家に侵入したところで、何も盗むものなどないのでは?と思ってしまいますが、放置している物に価値が付くことがあります。

遺品整理後、空き家だから空き巣なんて入らないだろうと、骨董品などを放置しておくことは非常にリスクが高いのです。

もし空き家の中に何か残しておくのならば、定期的に家や庭の手入れのため、足を運ぶようにしましょう。

草が生い茂り、ポストに郵便物が溜まった状態だと、外から見ただけで誰もそこに住んでいないことは一目瞭然です。

さらに、一度侵入してしまえば雑草などによって外からの視界が遮られるため、犯人にとって非常に好都合となってしまいます。

住み着く・不法占拠

空き巣に侵入され何か盗まれるだけならまだしも、犯人が空き家に住みついてしまうこともあります。

手入れのされていない空き家ならば、誰かが訪ねてくるリスクも低く、自由に生活することができるためです。

家の中にある家具などを使えば、すぐに生活をスタートすることができます。

中には、電気や水道を勝手に使用しているようなケースもあります。

生活に困っている空き巣にとって、雨風しのげる家の存在は非常に魅力的だといえるでしょう。

かつて暮らした実家に、見ず知らずの人が住み着いていると考えるだけでとても恐ろしいですよね。

それだけならまだしも、住み着いた空き巣がゴミを放置したり、不審火を起こすなどすれば、近所とのトラブルにも繋がりかねません。

空き家を犯罪の拠点にする

空き家を犯罪の拠点として使おうとしている人もいます。

人の目が届きにくく、長期間管理されていないような空き家は、犯罪を行うのに適しているためです。

監禁や麻薬売買などといった犯罪に使用されてしまえば、いざ物件や土地を売ろうと思った時に、安値でしか売れないといった問題にも繋がりかねません。

窃盗だけではない!空き家に侵入されるリスク

空き巣が空き家を狙う理由として、人の目につきにくく犯行を行いやすいためとお話ししました。

しかし実は空き家に侵入されるリスクとして、空き巣による窃盗の他にも様々な問題があるのです。

【空き家に侵入されるリスク】

  • 大切な品が窃盗される
  • 犯罪拠点に使用される
  • 他人に住み着かれる
  • 放置していた物に放火される
  • トラブルが原因で近所トラブル
  • いわくつき物件になると売買が困難に

大切な品が窃盗される

2021年12月、福岡地裁小倉支部で空き家を狙った窃盗の罪で、鹿児島県出身の男に懲役2年6か月の判決が下されました。

この男は、2017年頃からストリートビューで目星をつけた空き家に侵入し、窃盗を繰り返していました。

被害額はなんと9,000万円以上にも及ぶのだとか…。

空き家に侵入し、それほどの窃盗ができるのかと驚かされます。

しかし、生前に整理されぬまま放置されていた現金や金塊などを盗んでこれほどの大金を手にしたと証言しているのです。

親の死後、遺産相続を行ったからと安心してしまいそうですが、知らされていない遺産が残されていることも考えられます。

すぐには難しいかもしれませんが、家の中の片付けを行い、見落とした物がないか確認する作業も必要です。

他人に住み着かれる

侵入者の中には空き家に住みつくような人もいます。

家具などが自由に使え、場合によっては電気や水道も利用できる空き家は、住む場所のないような人にとって非常に魅力的な存在なのです。

自分の住んでいた家に見ず知らずの人が勝手に住み着いていると考えると、なんだか気持ち悪いですよね。

しかし、住みつきによる問題はそれだけではないんです。

住み着いた人物がゴミなどを放置し、不衛生な状態にしてしまったり、使わない物を勝手に破壊してしまうなんてことも考えられるためです。

さらに、タバコの不始末による火災などが発生してしまえば、近隣の住民にも迷惑をかけるなんてことにも繋がりかねないのです。

犯罪拠点に使用される

先ほど、家具や電気、水道などを勝手に使って住みつく人がいるとご紹介しました。

住みつくだけならまだしも、犯罪拠点として利用されてしまうこともあるため、注意が必要です。

人目につきにくい空き家であれば、誰かに見つかるリスクも低く犯行が行えてしまうため、監禁や麻薬売買などに利用されてしまう可能性があります。

2016年にはアパートの空き室を利用した犯罪が明らかとなりました。

犯行グループは、不正に入手したクレジットカードの番号などを使って、インターネット通販でパソコンなどの家電を購入し換金するという、計画的で悪質な犯行をしました。

さらになんと、この事件の犯人は中国籍の人物だったのです。

もはや日本国内に限った話ではなくなってきているといえますね。

放置していた物に放火される

空き家には家具などの他、様々な物が放置されていることが多いです。

次に来た時に捨てようとゴミをまとめて外に出しているなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、ゴミなどを放置しておくことは放火のリスクを高めるため注意が必要です。

外に燃えやすい物やゴミを放置しておくことは、空き家に限らず放火犯に狙われる可能性を高めます。

放火犯は事前に下見をして、ターゲットとする家を絞り込むと言われています。

簡単に燃えそうで人気のない家は、短時間で犯行が行える上に、目撃されるリスクも低いため、放火の対象となりやすいのです。

また、空き巣が犯行後に自らの痕跡や証拠を隠すため放火まで行う可能性もあります。

トラブルが原因で近所トラブル

空き家への住み着きによるゴミや火災の問題、犯罪拠点となりうるケース、放火…。

空き家を取り巻く様々なリスクについてお話ししてきました。

実際に、何者かが侵入しても自分だけが被害を受けるような状況ならまだしも、近隣住民とのトラブルに繋がる場合もあります。

異臭や不審火による燃え移りなど、治安悪化を招き近所トラブルとなれば、賠償金を求められることだって十分に考えられます。

いわくつき物件になると売買が困難に

もし空き家を利用した犯罪や事件が発生すれば、物件や土地の価値は一気に下落してしまうでしょう。

いざ物件や土地を売ろうと思っても”いわくつき物件”となってしまえば、売買は難しくなります。

仮に売れたとしても、想定していた金額での取引は難しくなるに違いありません。

土地という資産を守りたいのであれば、定期的に足を運んで庭木や雑草の手入れ、換気や掃除など、見回りを行うことをおすすめします。

まとめ

以上、空き家が空き巣に狙われる理由とリスクについてご紹介しました。

雑草が生い茂っていたり、庭木の手入れが施されていないなど、外から見ただけで空き家だと分からないように、日々手入れに通いたいものです。

しかし実際は、空き家から離れた場所に住んでいたりなどの理由で、そのような時間が確保できない方が多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめなのが、管理を委託するという方法です。

ホームセキュリティサービスを行うアルソックの「HOME ALSOK るすたくサービス」なら、空き家だと分かるリスクを軽減するために、郵便物の管理や見回りを行ってくれます。

必要に応じて、不審者の侵入があった場合にガードマンが駆けつけるサービスなども行っていますので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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