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防犯登録は必要?自転車が盗難された時の手続きの流れや料金についても

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防犯登録の必要性と盗まれた時の手続き内容

通勤や通学で自転車を使う人にとって自転車の盗難は大敵です。

この記事では自転車を過去7回盗まれたことのある筆者が、防犯登録の必要性や自転車が盗難された時の手続きの流れについてご紹介します。

一刻も早く自転車が戻ってくるように、撤去されて無駄にお金がかからないように、記事をお読みになって早めの手続きをするようにしましょう!

目次

防犯登録は必要?

結果から言うと、防犯登録は必要です。

しかしなぜ必要なのか、数百円であっても払って何かメリットはあるのかについて解説していきます。

防犯登録は義務!

そもそも自転車の防犯登録は義務です。

自転車を利用するものは、その利用する自転車について国家公安委員会の規定で定めるところにより都道府県公安委員会が指定する者の行う防犯登録を受けなければならない

このように法律上で決まっており、新車を購入しても、中古やフリマサイトで購入しても防犯登録は絶対にしないといけません。

防犯登録にかかる費用は自治体にもよりますが500〜600円台が相場です。

手間も費用もできるだけかけたくはないですが、義務なので必ず防犯登録は行いましょう。

自転車盗難の警視庁最新データ

各都道府県が毎年犯罪のデータをまとめているのですが、過去7年分の自転車盗難台数の東京都内のデータがこちらです。

年々減少傾向にあるものの、毎年こんなに多くの自転車が東京だけで盗まれているんですね。

東京の自転車盗難の数値

(画像引用元:東京の犯罪)

自転車盗難の被害に遭わないためにも、防犯登録はしておきましょう。

防犯登録をするメリット

【防犯登録のメリット】

  • 防犯登録のステッカーで盗難を牽制できる
  • 自転車を盗まれても発見される

防犯登録のメリットとしては以上2点が挙げられます。

まずは防犯登録後にもらえるステッカーを貼っておくことで、自転車を盗もうとした人に「あ、この自転車防犯登録されているから、バレたら面倒だな…」とターゲットから外される可能性があります。

また自転車が盗まれたり、無くなった時に、警察が捜索してくれます。

もちろん全国に何件も自転車の盗難届は出ていますので、特定の自転車を捜索というよりも、パトロール中に見つけた放置自転車や、乗っている人をとめて確認した自転車の防犯登録の番号を確認します。

そして盗難届が出ているものと一致した場合は、正しい持ち主に連絡がいくシステムです。

絶対に見つかる!というわけではありませんが、無くした自転車がどこかで発見されても防犯登録がされていないと持ち主が分からず返って来ません。

500〜600円で自転車が返却される可能性があるなら、登録しておいた方がいいですよね。

自転車が盗まれた・無くなった時の手続きの流れ

ここからは自転車が盗まれてしまった場合の手続きを順番にご紹介します。

先延ばしにしてしまうと、せっかく見つかったのに引き取りに費用がかかることがありますので、早めの手続きを心がけましょう。

①必要書類や情報をそろえる

まずは盗まれた時の情報を整理します。

【必要な情報】

  • どこに駐輪していたか
  • どんな自転車か
  • 最後に見たのはいつか
  • どのように駐輪していたか
  • 自転車や鍵の特徴

そして身分証明書と防犯登録時の用紙か番号を用意しましょう。

防犯登録の番号が分からなくなってしまった場合は、警察で問い合わせると教えてもらえます。

②警察・交番で盗難届を提出

被害に遭った時の情報をまとめて、必要書類を用意したら、警察や交番に行って【盗難届】を提出しましょう。

どうしても警察に行く時間がない場合は、電話にて盗難届を作成してもらうことも可能です。
※防犯登録の番号が分からないのであれば、一度問い合わせで警察に行かないといけません。

③発見の連絡が来たら受け取り

警察が発見してくれた場合は、盗難届に記載した電話番号に連絡がかかってきます。

その際に受け取り場所と受け取りに必要な書類を教えてもらえるので、受け取りに向かいましょう。

④警察より先に自転車を見つけた場合

警察よりも先に自分で自転車を見つけた場合は、警察署に連絡をして【盗難届の取り下げ】をして下さい。

取り下げをしない限り、警察はずっとあなたの自転車を探し続けますので、万が一発見した自転車に乗っているときに警察に止められてしまうと面倒なことになります。

盗難届の取り下げは電話でできるので、忘れないように連絡しましょう。

⑤自転車受け取り時にかかる費用

盗難届を出していた場合、自転車の受け取りは無料でできます。

ただ受け取りに行く際の交通費などは自費になりますので、ご注意ください。

こちら気をつけたいのが、盗まれた自転車が盗難届の提出より先に放置自転車として撤去されてしまった場合、放置したのがあなたでなくても撤去費用が発生してしまいます。

被害者であっても盗難届が出ていない以上、警察は放置した自転車の持ち主と見なしますので撤去費用を支払わないと自転車を取り戻すことができません。

撤去費用は自治体によって様々ですが2,000〜5,000円ほどはかかります。

せっかく見つかったのに無駄なお金を払うことになりますので、盗難届の提出はお早めに。

まとめ

今回は防犯登録の必要性と、盗難届の手続きについてご紹介しました。

防犯登録はそもそも義務ですし、費用は数百円かかるものの、登録しておくとメリットがあります。

まだ登録していないという方は、早めに手続きを行うようにしましょう。

また万一あなたの自転車が盗まれてしまった場合は、早期発見・放置自転車と見做されないために早めの盗難届の提出を心がけましょう。

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