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配達やデリバリーや出前は危険!受け取り時にできる防犯対策!

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配達・出前のリスクと回避方法

フリマアプリやネットショッピング、フードデリバリーサービスの発達に伴い、宅配業者さんのお世話になる機会も増えました。

部屋まで荷物を運んでもらえるため、重たい荷物を抱えて歩く必要もなければ、自宅から出ることなく欲しいものが手に入る点が最大の魅力ですよね。

しかし非常に便利な配達やデリバリーにも、実は危険が潜んでいることをご存知ですか?

配達の際には玄関でサイン記入などの手続きを行うため、そのまま部屋に押入られてしまうなどトラブルに繋がる可能性が考えられるのです。

もし部屋へ侵入されてしまえば、なかなか助けを呼ぶことも難しいですよね。

こちらのページでは、配達やデリバリーに潜む危険と、受け取り時にできる防犯対策をご紹介します。

目次

配達やデリバリーにはどんなリスクがある?

自宅にいながら必要なものを届けてくれる非常に便利な配達やデリバリー。

しかし、その便利さの裏には、実は犯罪のリスクが潜んでいるのです。

【配達やデリバリーに潜むリスク】

  • 配達員のふりをした強盗が侵入
  • 配達員に紛れて第三者が侵入
  • 個人情報がバレる
  • 配達員がストーカーになることも

配達員のふりをした強盗が侵入

2022年2月、大阪府高槻市で男子高校生が宅配業者を装い部屋に押し入り、女性に危害を加えたとみられる事件が発生しました。

犯人はこの家に住む女性の娘と中学校の同級生で、わざわざ大手業者のロゴが入ったダンボールまで用意していたというのです。

ダンボールや持っていたリュックの中には、ナイフ、警棒、スタンガン、手錠、催涙スプレー、注射器、ロープなど数々の凶器があったことから、計画的犯行だったのではと言われています。

ネットショッピングやフードデリバリーサービスの需要拡大とともに、何か荷物が自宅に届く機会も増えました。

インターフォンを押して「宅配です」と言われれば、何も疑うことなく玄関へ向かってしまいますよね。

さらに今回のように大手業者のロゴが入ったダンボールを持っていれば、尚更信じてしまいそうなものです。

しかし、荷物の受け取りに玄関を開けてしまえば、いつ侵入されてもおかしくないのです。

そして部屋に侵入し施錠されれば、逃げ出すことも助けを呼ぶことも困難となるため、特に1人暮らしの女性宅では注意が必要です。

配達員に紛れて第三者が侵入

物件選びで欠かすことのできないのが、セキュリティ面ですよね。

安全性を考えてオートロック物件を選んだという方も多いのではないでしょうか?

しかしオートロックを完全に信用して生活するのは、少し危険です。

なぜなら配達員に紛れて、第三者が侵入する可能性が考えられるためです。

通常、住民しか入ることのできないオートロック物件ですが、配達員を案内するため扉を開けることがありますよね。

そこで住民を装って、第三者が一緒に建物内に侵入する可能性が考えられるのです。

ゴミ捨てなど短時間なら問題ないかと、オートロックであることを理由に施錠しないでいると、その間に何者かに侵入されてしまうかもしれないのです。

個人情報がバレる

2015年5月、20代の女性がコンビニから宅配便を送った後、見知らぬ男から電話があり、現金や性的関係を要求されるという事件が発生しました。

実はこの犯人、女性が荷物の宅配便を依頼したコンビニのオーナーだったのです。

男は女性の荷物の伝票に記載された電話番号を悪用し、犯行に使用していました。

まさか個人情報が伝票から盗まれてしまうなんて、利用する側はそこまでなかなか考えないですよね。

他にも宅配を頼むことで、その部屋にどんな人が住んでいるのか知られてしまうリスクがあります。

2017年4月、ヤマト運輸の配達員男性が伝票に書かれた電話番号を使って、女性にLINEを送ってきたことがニュースで取り上げられ、話題となりました。

また、2020年8月には北海道帯広市で、フードデリバリー配達員の40代男性が、飲食物の宅配後10代の女性の身体を触るという事件がありました。

このように宅配で利用される伝票には、住所と名前、電話番号まで記載されています。

そして実際に荷物を受け取る際に、あなたの顔までもが一度に配達員に知られてしまうため、個人情報の取り扱いには十分過ぎるほど注意したいものです。

配達員がストーカーになることも

先ほどお話ししたように、お届け伝票を悪用してあなたの個人情報を配達員が手に入れてしまったとき、最悪の場合には配達員がストーカーと化すことも考えられます。

自宅が知られている以上、家にいても決して安全とは言えなくなりますよね。

自宅周辺であなたの行動パターンを配達員が知ってしまったら、不在の時間を狙って強盗に入る可能性もありますし、後をつけて強引に自宅への侵入を図ることだってありえます。

ストーカー化してくると、身を守るために引越しをしなければならないなんてことにもなりかねません。

受け取りの際にできる防犯対策

それでは、犯罪に巻き込まれないようにするため、宅配の受け取りに関してどんな対策ができるのでしょうか。

【配達受け取りの際にできる防犯対策】

  • 宅配便は送り主と品物を確認
  • 制服だけでなく配送車も確認
  • 宅配ボックスに配達してもらう
  • コンビニなど自宅外で受け取る
  • 玄関前に置いてもらう
  • 複数人で住んでいることをアピール
  • ドアチェーンをかけたまま応対する

宅配便は送り主と品物を確認

まずは、自宅へやってきた宅配便が本物かどうか確認する習慣をつけましょう。

自分で購入したものであれば、受け取り日時が指定できることから、荷物がいつ届くかある程度把握できます。

それ以外の荷物のお届けについては、少し疑っても良いほどです。

身に覚えのない荷物を抱えて宅配便の人が訪ねてきた場合には、偽物の可能性を考慮して荷物の送り主や品物を聞いてみましょう。

送り主を聞いてもよく分からない場合は、ご家族に確認が取れるまで受け取らないようにした方が安全です。

制服だけでなく配送車も確認

先ほど、配達員を装った男が大手業者のダンボールを抱えてやってきた事件についてお話ししました。

このように計画的犯行の場合、犯人が制服を悪用していることも考えられます。

また委託を受けて荷物の配達を行う宅配サービスなど、制服を着用しない配達員さんがやってくる場合もありますよね。

今、自宅に訪ねてきている人物が、果たして本物の配達員か見抜くため、配送車も確認するようにしましょう。

ただし制服や企業名の記載された配送車を使用しない宅配サービスだった場合、送り主や品物の確認を徹底しましょう。

宅配にやってくる担当者が、ある程度固定されるエリアにお住まいの方は、見慣れない人が訪ねてきた場合にも十分警戒心を持って接して損はないでしょう。

宅配ボックスに配達してもらう

宅配便の需要拡大に伴い、宅配ボックスを設置する家庭や物件が増えてきました。

玄関に置いて設置するタイプの宅配ボックスであれば、Amazonや楽天市場でも購入することができるため、まだお持ちでない方は取り付けをおすすめします。

宅配ボックスに配達してもらうようにすれば、配達員さんと接触する必要がないため、犯罪リスクを軽減することができます。

また、受け取りの時間に合わせて自宅に留まる必要がないため、あなたにとっても配達員さんにとってもメリットが大きいのです。

コンビニなど自宅外で受け取る

荷物の受け取りというと自宅での受け取りを想像しますが、実は外でも荷物を受け取れるケースもあります。

受け取り場所を自宅外にしておけば、配達員さんとの接触が避けられるため、嫌なトラブルに巻き込まれるリスクが軽減できます。

ちなみに自宅外で荷物の受け取りができる主な宅配業者は以下の通りです。

 

宅配業社名 設定可能な受け取り場所
郵便局
  • コンビニ(ローソン/ミニストップ/ファミリーマート)
  • 郵便局
  • 郵便局など設置のロッカー はこぽす
ヤマト運輸
  • コンビニ(セブンイレブン/ファミリーマート/デイリーヤマザキ/ヤマザキスペシャルパートナーショップ/ポプラ/スリーエイト/くらしハウス/NewDays/アンスリー/Odakyu MART/リトルスター/生活彩家)
  • 直営店
  • 宅配便ロッカー PUDOステーション
佐川急便
  • コンビニ(ローソン/ミニストップ)
  • 直営店
  • 宅配便ロッカー PUDOステーション
西濃運輸
  • 直営店
福山通運
  • 直営店

コンビニ受け取りに対応している宅配業者は、郵便局・ヤマト運輸・佐川急便です。

24時間いつでも受け取りに行けるため、お仕事の都合で宅配を受け取るのが難しいという方にもおすすめです。

しかし、それぞれの宅配業者ごとに受け取りに対応しているコンビニが異なるため注意が必要です。

玄関前に置いてもらう

宅配ボックスと同じように、玄関前など指定した場所に配達してもらう置き配も浸透してきました。

手が離せない場合など、インターフォン越しに「玄関前に置いておいてもらえますか?」と伝えれば、サインが必要な場合を除いて対応してもらうことができます。

こちらも、配達員さんと顔を合わせて接触する必要がなくなり、玄関を開ける必要がなくなるため、防犯対策として有効だといえます。

複数人で住んでいることをアピール

1人暮らしだと、もし犯人に侵入された場合にも助けを呼ぶことが難しく、非常に危険です。

反対に、部屋に別の誰かが住んでいると思わせることができれば、犯罪抑止効果が期待できます。

特に狙われやすい1人暮らしの女性の場合、男性物の衣服や靴を玄関に置いて存在感をアピールすることが重要です。

ベランダに男性ものの洗濯物を干しておけば、女性の1人暮らしだと宅配業者に悟られることなく、空き巣被害への対策にも繋がります。

ドアチェーンをかけたまま応対する

もし、着払いやサインの記入が必要で、どうしてもドアを開けて応対することになってしまった時には、ドアチェーンをかけたまま扉を開きましょう。

ドアチェーンをつけた状態で受け取れるものはそのまま受け取り、サイズの大きいものは一旦玄関前に置いておいてもらって、配達員さんが去ったことを確認してから部屋の中へ入れるようにすると安心です。

まとめ

以上、宅配やデリバリーを利用する上で考えておきたい危険性と、対策についてお話ししました。

便利だからついつい利用してしまう宅配ですが、その裏にはトラブルが潜んでいるかもしれません。

もちろん大半の配達員の方が、真面目にお仕事をされています。

しかし、自分の身を守るためにできる対策はとっておいて損はないでしょう。

自分自身でできる防犯対策をしっかりと行って、ネットショッピングや出前など、日々の暮らしを豊かにするサービスとうまく付き合っていけると良いですね♪

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