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大雪の防災マニュアル!備えや準備物・やってはいけない注意点まとめ

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大雪防災マニュアル

2021〜2022年の冬は北海道で記録的な大雪が降りました。

北海道以外にも普段そこまで積雪のないエリアでも積雪が確認され、交通や物流などに影響が出たのを覚えています。

今年の冬もひどいのかな?雪に対して何か準備しておくべきものはあるのかな?という方に向けて、家に備えておくと便利なグッズや、大雪の時に絶対にしてはいけないことなどをご紹介します。

目次

大雪の時期に準備すべきこと

大雪が来るかもしれないという予報が出たら、その前に住宅や備蓄品の点検を行いましょう。

具体的に準備しておきたいのは、以下のようなポイントです。

【大雪に備えるべきこと】

  • 除雪グッズを揃える
  • 停電時に防寒できるアイテムを準備しておく
  • 食料品をストックしておく

除雪グッズを揃える

大雪となると、自宅を守るため除雪作業が必要です。

そこでスコップや融雪剤の準備は欠かすことができません。

融雪剤は、雪が降り出す前に散布しておけると安心です。

しかし、毎年雪かき作業中に痛ましい事故や発生しています。

万一の事態を想定して、雪かき作業は2人以上で行いましょう。

もしも一人で除雪作業をすることになった時には、身動きが取れなくなっても助けが求められるよう、携帯電話を身につけておくことをおすすめします。

また、安全帯や命綱が傷んでいないかの確認もお忘れなく。

停電時に防寒できるアイテムを準備しておく

また、大雪となった場合にはライフラインが寸断される可能性も考えられます。

そこで停電時にも体温維持ができるような防寒アイテムも備えておきましょう。

カセットコンロや湯たんぽ、灯油ストーブ、使い捨てカイロなどが暖をとるのに有効です。

収納場所の確保のしやすさや、ライフスタイルに合ったものを選んでくださいね。

また、停電が長期化した場合に備えてラジオもあると安心です。

食料品をストックしておく

大雪になると外出することすら困難になります。

買い物に出ても物流が滞っていて食品を購入できない可能性も…。

そこで数日から1週間程度の水や食料を備蓄しておくことをおすすめします。

その際、ライフラインが止まってしまった場合を想定して、ガスや電気を使わずに調理できるものを準備しておけると安心です。

大雪が続けば病院へ行けなくなることも考えられるため、普段から飲んでいるお薬のある方はこちらの備えも忘れずに行っておきましょう。

非常用・避難用バッグの中身で準備すべきもの

大雪が来るとなると、身の安全を守るためになるべく自宅で過ごすことをおすすめします。

無理に外に出て転倒したり、車で出かけて事故に遭うリスクが伴うことを考えると、避難する方が危険だとも言えるためです。

ただ、大雪でしばらく外に出られなくなる可能性を考えると、以下のような物資を揃えておくと安心です。

【大雪の際の非常用バッグに入れる準備物】

  • 飲料水 
  • 非常食
  • 防寒具
  • 保温性の高い肌着
  • アルミ製保温シート
  • 灯油などの燃料
  • 使い捨てカイロ・湯たんぽ
  • 毛布
  • 懐中電灯
  • 携帯ラジオ
  • 予備電池、モバイルバッテリー
  • ろうそく、マッチ、点火棒
  • カセットコンロ、ボンベ
  • 使い捨ての皿、コップ、カトラリー
  • 救急用品
  • 手指消毒用アルコール
  • ウェットティッシュ
  • 携帯トイレ
  • トイレットペーパー

飲料水は1人1日3Lを目安に、人数分揃えておきましょう。

食事に使うだけでなく、ライフラインが寸断された場合、手や食器を洗う時にも使用することも考えられるため、多めに備えておくと良いですね。

また、アルミ製の保温シートや使い捨てカイロ、また石油ストーブがある家庭では灯油など…。

暖をとり体温を維持するアイテムを準備しておくのが、他の災害への備えと大きく異なる点です。

これらに加えて、子育て中の方は年齢に合った食事(ミルクや離乳食)やオムツ類、女性は生理用品を準備しておきましょう。

また、先ほどもお話ししたように持病がありお薬を飲んでいる方は、お薬の準備もお忘れなく。

大雪の時にやってはいけない注意事項

いくら私たちが備えをしていても、大雪に見舞われることはあります。

そんな時、以下のようなNG行動には気をつけましょう。

【大雪の日のNG行動】

  • 不要不急の外出
  • 雪道を歩く対策をせず出かける

不要不急の外出

大雪の予報が出たら、不要不急の外出は避けましょう。

雪の降り方が災害級ともなれば避難も考えますが、逆に危険な状況に陥ってしまう可能性もあるため、慎重な判断が求められます。

もしかすると視界が悪いせいで、避難所へたどり着けず遭難してしまうかもしれませんし、頭上から落ちてきた雪に潰されてしまうかもしれません。

また移動中にスリップした車と接触してしまう危険性もあります。

そう考えると、避難せず自宅にいた方が安全な場合もあるのです。

しかし、もしも大雪の影響で自宅が倒壊の危機となった場合には、救助を要請したり、近隣の住宅に身を置かせてもらいましょう。

災害時にはご近所との助け合いが非常に重要なポイントとなります。

普段から適度な距離感でお付き合いができると良いですね。

雪道を歩く対策をせず出かける

ストックしていた食品が底をついてしまったなどの理由で、どうしても出かけなければならないという場合に、普段通りの格好で出かけるのは非常に危険です。

まず、靴選びは非常に重要です。

雪に濡れても良いように防水で、滑りにくい靴底の溝が深い靴を選びましょう。

高く積もった雪に靴を持っていかれないように、靴紐をギュッと閉めるのがポイントです。

もしもの転倒に備えて、リュックを使用して両手が空くようにしておきます。

また、転倒と建物の屋根など頭上からの落雪への備えとして、ヘルメットの着用をおすすめします。

まとめ

以上、大雪の際に気を付けたい行動と、準備物をご紹介しました。

雪の多い地域で生まれ育った方なら、もう常識とも思える内容だったかもしれません。

しかし雪は慣れてしまうのも、気が緩み危険だと言われています。

雪かきの注意点など再確認して、安全に気をつけて過ごしてくださいね。

地震と違い、大雪はある程度事前に予想することができます。

予想が当たらないだろうと鷹を括ることなく、食料や暖をとるアイテムなどをしっかりと備えておきましょう。

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