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iPhoneスマホのセキュリティ対策!設定やリスク回避方法を徹底解説

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iPhoneセキュリティ設定

スケジュール・連絡先・決済情報・写真など、スマホには日常生活に必要な情報が詰まっています。

そして恐ろしいことに落としたり盗まれたりしなくても、インターネットを経由して個人情報が抜かれてしまうトラブルも多くあります。

そこで本記事ではiPhoneのセキュリティが十分でない場合のリスクや、セキュリティ設定方法を徹底解説します。

何もしていないという方や、無意識にフリーWi-Fiを使用している方はとても危険なので、ぜひ記事をご覧になって対策していきましょう。

目次

iPhoneはAndroidよりもセキュリティが強い

iPhoneがAndroidよりもセキュリティが強いと言われる理由として、以下の3点が挙げられます。

【iPhoneのセキュリティが強い理由】

  • Apple社の審査が厳しい
  • 各アプリが独立していて連携できない仕組み
  • 感染してもウイルスが広がりにくい構造

Apple社の審査が厳しい

iPhoneがAndroidよりもセキュリティが強いと言われている最大の理由は、アプリの安全性の高さにあります。

iPhoneでアプリをインストールする際、App Storeを使用しますよね。

なんと、このApp Storeに掲載されているアプリは全て、事前にApple社の審査をクリアしたものなのです。

App Storeには仕事やプライベート、ちょっとしたゲームなど様々なジャンルのアプリが豊富に揃っています。

次々と新しいアプリが登場している印象も受けますが、なんと事前審査をクリアできるアプリは60%ほどなのだとか…。

厳正な審査により、アプリ自体の健全性やセキュリティ面といった安全性が確認されたものだけがApp Storeへ公開されているため、非常に安全だと言えるのです。

もちろんAndroidも不適切なアプリは随時削除するなどの取り組みを行っています。

ただ過去にシステムによる自動審査を取り入れていたために、どうしても審査をクリアしてしまう安全とは言い難いアプリもありました。

そういった理由もあり、ずっと人の目で審査を続けてきたiPhoneの方が安全性の面で優れていると言われているんですね。

各アプリが独立していて連携できない仕組み

Androidではマルチタスク機能を活用すれば、同時に2つのアプリを起動し使用することができます。

しかしiPhoneでは、通話アプリや音楽再生アプリを除いて、複数のアプリを同時に動かすことはできない仕組みとなっています。

このように各アプリが独立して動く仕組みが取り入れられているために、もしウイルスが入り込んだとしても、ある程度ウイルスの活動を制限することが出来るのです。

感染してもウイルスが広がりにくい構造

iPhoneのアプリの安全性については、先ほどお話しした通りですが、それでももしウイルスが入り込んでしまった場合に備えた対策も講じられています。

iPhoneでは「サンドボックス構造」と呼ばれる仕組みが取り入れられています。

サンドボックス構造とは、和訳すると”公園などにある砂場”を意味します。

砂場のように限られたエリア内で、自由に遊んだり動いたりする様子がイメージできますよね。

つまり、アプリは本体とは別の限られた領域内でしか動けません

さらにそれぞれのアプリは独立していて連携できない仕組みになっているため、もしウイルスを含んだアプリを使用したとしても、本体や他アプリへの影響は最小限に抑えられるのです。

iPhoneがウイルス感染する事例

Android端末に比べてセキュリティが強く、ウイルスに感染しにくいとお話ししましたが、もちろん絶対に大丈夫というわけではありません

ここからはiPhoneがウイルスに感染したケースについてご紹介します。

【iPhoneがウイルスに感染するケース】

  • 非公式アプリのインストールによる感染
  • フリーWiFiからの感染
  • メールやリンクを開いて感染
  • パソコンからの感染

非公式アプリのインストールによる感染

App Storeに掲載されているアプリの安全性については、先ほどお話ししました。

しかしどのアプリも安全と、非公式アプリをインストールしてしまうのは非常に危険なのです。

App Storeからアプリをインストールし、普通の使い方をしていれば非公式のアプリをインストールしてしまう可能性はありません。

ただカメラのシャッター音を無効化、Androidのインストールなど、カスタマイズ目的で「iPhoneの脱獄」と呼ばれる行為に及んでしまう人がいます。

このiPhoneの脱獄により、App Storeで配布されていない非公式のアプリをインストールすることができるようになります。

Apple社の厳しい審査をクリアした公式アプリと違い、非公式のアプリにはウイルスを含んでいる可能性が高くなります。

さらに、iPhone脱獄の行為はiOSの利用規約に違反するため、その後のサポートが受けられなくなるといったデメリットもあります。

フリーWiFiからの感染

カフェや駅中などフリーWiFiが使える場所って至る所にありますよね。

誰でも自由に使えて便利ではありますが、盗聴やのぞき見、ウイルス感染などのリスクも潜んでいるため注意が必要です。

中には実在する正規のフリーWiFiとよく似たネットワーク名のフリーWiFiを設置して、接続するだけでウイルスに感染させる悪質なケースも…。

暗号化されているフリーWiFiのみを使用したり、提供元がハッキリしている場合のみ接続するなど、日頃から警戒心を持っていたいですね。

なお、WiFiへの自動接続をオンに設定している方は、設定の変更をおすすめします。

メールやリンクを開いて感染

アプリやWiFiに気を付けていても、メールやブラウザからウイルスに感染する可能性があります。

怪しいメールが届いたら開かずに削除するという対策は広く知られるようになりました。

しかし最近は、相手もよりリアリティのあるメールを作成して送りつけてくるようになっています。

宅配業社やAppleなどを装ったメールは、思わずリンクをクリックしそうになったという方も多いのではないでしょうか?

メール内に記されたリンクにアクセスしてしまっただけでも、ウイルスに感染する恐れがあるため、怪しいリンクは開かないことが第一です。

差出人のメールアドレスや内容を落ち着いて読めば、何か怪しいと気付けるはずです。

また不審なメールが届いたら、Twitterで検索してみるのもおすすめです。

同じようなメールを受け取っている人の情報を見つけられることがあります。

1人で考えて行動してしまう前に、SNSや家族、知人など他の人の意見に耳を傾けられると良いですね。

パソコンからの感染

iPhoneの設定やデータの取り込みなどに欠かすことが出来ないパソコン。

しかしパソコンがウイルスに感染していた場合、ケーブルなどでiPhoneを接続すると、ウイルスに感染する可能性があります。

iPhoneだけでなく、パソコンのウイルス対策もしっかりと行っておきましょう。

ウイルスに感染したiPhoneの特徴

万一Appleのセキュリティを突破して、ウイルスに侵攻されてしまった場合、iPhoneはどのようになるのでしょうか?

もし以下のような動作が出ていたら注意が必要です。

【ウイルスに感染したiPhoneの特徴】

  • 動作が重くなる
  • 見覚えのないアプリが増えている
  • iPhoneが勝手に動き出す
  • データ使用量が増えている
  • 電池の消耗が激しい
  • 本体が熱を持ちやすくなる

iPhoneがウイルスに感染している場合、身に覚えのないアプリが増えていたり、データ使用量が増えていたりといった不可解な現象が起きます。

そういったアプリがスマホの負担を増やし、動作が重くなったり、本体が熱を持ち電池の消耗が激しくなることもあります。

ある程度年数の経過したiPhoneの場合、動作が遅くなったり、電池の消耗が早くなることはあるため、それだけでウイルスに感染したとは言い難いのですが、入り込んだウイルスがバックグラウンドで起動している可能性が考えられます。

アプリ管理やストレージの空き容量について、普段から定期的にチェックして把握しておくことをおすすめします。

もし操作していないのにiPhoneが勝手に起動したり、電源が落ちたりを繰り返す場合もウイルス感染が疑われます。

この場合、リモートコントロールの機能を備えた悪質なウイルスが入り込んでいる可能性があります。

個人情報を抜き取られてしまう前に、怪しいアプリを削除したり、iPhoneの初期化を行うなど早急に対策を打ちましょう。

iPhoneがウイルスに感染しないための対策

ここからはウイルスに感染しないための具体的な対策をご紹介します。

今日からできること、気をつけられることもたくさんありますので、ぜひ意識してみてください。

【iPhoneがウイルスに感染しないための対策】

  • 非公式アプリはインストールしない
  • 怪しいメールやリンクは開かない
  • 提供元の分からないフリーWiFiに接続しない
  • 最新版のiOSを利用する

非公式アプリはインストールしない

まずは信用できないアプリをインストールしないようにしましょう。

先ほどもお話しした通り、App StoreではApple社の厳しい審査をクリアしたアプリのみ配信しています。

iPhoneではApp Storeからアプリをインストールすることが基本ですし、ウイルス感染を防ぐ効果的な対策となります。

アプリインストール時には、レビューも参考になります。

公式のアプリであってもレビューを見て信用できないと感じたら、一旦インストールするのを保留にできるとより安心ですね。

怪しいメールやリンクは開かない

かつての迷惑メールのように明らかに怪しいメールが減ってきた分、身に覚えのないメールには注意が必要です。

宅配業社やApple社を装ったメールは、詳しい内容を確認したい気持ちからリンクにアクセスしてしまいそうになりますが、一度冷静になって差出人や内容を再確認しましょう。

家族や友人など第三者に相談するのも良いですし、Twitterで同じようなメールが届いている人がいないか調べる方法もおすすめです。

1人だとパニックになってアクセスしてみたくなりますが、冷静になれれば怪しい点にも気付けるはずです。

またアダルトサイトなど怪しいサイトには、アクセスするだけでウイルスに感染してしまうようなリンクも潜んでいます。

中にはサイト閲覧中にウイルスを検出しました”などという通知を表示してくるものもあります。

こちらは本当にウイルスに感染したのではなく、不安を煽ってアプリをインストールさせるものです。

インストールさせたアプリ内にウイルスが潜んでいる可能性もありますし、課金を求められる場合もあるため、通知が出ても無視しておきましょう。

提供元の分からないフリーWiFiに接続しない

誰でも自由に接続できるフリーWiFiは、便利な分リスクも潜んでいます。

フリーWiFiを使用するときには、提供元がわかっていて安全が確認できるものを選びましょう。

自動接続をオンにしている方は、設定からWiFiの自動接続をオフに設定しておくと安心です。

最新版のiOSを利用する

iPhoneに搭載されているiOSは、定期的にアップデートが行われています。

このアップデートは、脆弱性をなくしたり、新機能を追加したりすることを目的としています。

時間がかかるアップデートの場合、ついつい後回しにしてしまいがち。

という方も、大切なiPhoneをウイルスの危険から守るためにも、最新版のiOSが公開されたら、すぐにアップデートするようにしましょう。

まとめ

以上、iPhoneのセキュリティ対策についてお話ししました。

個々の使い方に合わせて、アプリをインストールしたり、様々なサイトにアクセスできるスマートフォン。

私たちの生活はスマートフォンの登場により、携帯電話の時代よりも一層便利になりました。

しかしその分、ウイルス感染のリスクも潜んでいることを忘れずにいたいですね。

フリーWiFiを使わないようにしたり、怪しいメールには気を付けるなど、今すぐにでも取り入れられる対策もあります。

ぜひ、できることからセキュリティ対策について考えてみてくださいね。

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