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旅行で長期留守にするときに空き巣に狙われやすい物件と防犯対策!

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長期不在時の防犯対策

夏休みや年末年始などを利用して長期の旅行に出かける際、どのような対策をされていますか?

家を離れる以上、何もできないのではと思われるかもしれませんが、新聞や郵便物の配達を止めてもらうなど、お金もかけずにできる対策もたくさんあるんです。

そこで今回は、空き巣に狙われやすい物件と、旅行で長期留守にする際の防犯対策についてご紹介します!

楽しい旅行から帰ってきて、空き巣被害の対応に追われるなんてことにならないよう、お出かけ予定のある方はぜひチェックしてみてくださいね。

目次

長期不在で狙われやすい家の特徴

警視庁が「住まいる防犯100番」にて公開しているデータによれば、令和2年の侵入窃盗件数は44,093件でした。

侵入窃盗件数は平成15年より減少傾向にあり、令和2年も前年比-23.7%という結果となりました。

さらに住宅対象侵入窃盗も平成16年より減少しており、令和2年は前年比-27.3%、発生件数21,030件でした。

しかしまだまだ毎日多くの住宅が空き巣被害に遭っている状況には変わりありません。

一体どんな家が狙われやすいのか、みていきましょう。

【長期不在で狙われやすい家の特徴】

  • 一戸建てや一軒家
  • マンション低層階
  • 騒音のあるエリアの家
  • 隠れやすい場所がある建物
  • 人通りの多いエリア

一戸建てや一軒家

警視庁「住まいる防犯110番」によれば、令和2年に発生した44,093件の侵入窃盗のうち、一戸建て住宅の割合は37.0%でした。

マンションと比べて侵入経路となりやすい窓の数が多く、防犯カメラやオートロックといった防犯対策が施されていないことが多い一戸建てや一軒家は、空き巣に狙われやすい傾向にあります。

画像引用元:警視庁「住まいる防犯110番」

特に、一戸建て住宅における空き巣の侵入経路として多いのが、です。

ガラスを割って鍵を開け侵入するケースが多いものの、実は無施錠の窓からの侵入も非常に多いため注意が必要です。

ちょっとした庭掃除やゴミ捨てくらいならと、2階の窓は換気のため開けっぱなしにしておくこともあるかと思います。

しかし空き巣は、物置の屋根やカーポート、エアコンの室外機などを足場にして2階に上がり、無施錠の窓から侵入することすらあるのです。

在宅中でもその場から離れるときにはしっかり施錠を行うことをおすすめします。

マンションの低層階

警視庁「住まいる防犯110番」のデータによれば、令和2年3階建以下のマンション低層階での侵入窃盗の割合は9.3%でした。

全体の割合から見ると、一戸建て住宅や一軒家、一般事務所に次いで3番目に多い発生場所となっています。

マンションの場合、オートロックの設備が整った物件も多く、セキュリティが高いと錯覚してしまいます。

しかしオートロックは他の住人に紛れて侵入すれば、簡単に突破することができます。

マンションの場合、一戸建て住宅と比べて出入り口からの侵入割合も増えるため、オートロック設備を過信しないことが重要です。

また、低層階であればベランダからも侵入される可能性があるため注意が必要です。

2階以上だからと安心することなく、日頃から施錠や侵入経路となりうる場所の手入れなど、防犯対策を行いたいものです。

騒音のあるエリアの家

空き巣の侵入経路として選ばれやすい場所が窓です。

もちろん無施錠の窓も狙われやすいのですが、鍵がかかっていた場合、犯人は窓ガラスを割って侵入してきます。

窓ガラスを割る際、空き巣が気にするのが、ガラスが割れる時に発生する大きな音です。

しかし電車の線路沿いや大型トラックが頻繁に通過するような場所は、常に騒音がありガラスを割る音をかき消してくれるため、犯行リスクが低く狙われやすい傾向にあります。

そういったエリアでは、近隣住民も騒音に慣れてしまっている場合が多く、犯行に気付きにくいことも理由の一つとしてあげられます。

また駅が近い場合には逃走しやすいといった空き巣にとってのメリットもあるため、より狙われる確率が高くなります。

隠れやすい場所がある建物

【建物近所の泥棒が隠れやすいスポット】

  • バルコニー
  • 勝手口など死角になる出入り口
  • 物置
  • 使われていない集会所

基本的に空き巣の隠れ場所となるのが、周囲からの視線が遮られるような死角となる物のある場所です。

勝手口や非常出入り口など、普段あまり使わない上に人目につきにくい場所にある出入り口付近は、空き巣が隠れやすい上に侵入経路にもなりやすいため注意が必要です。

また集合住宅にある集会所は、建物内の様子を伺うのに絶好の場所にあり、使われていない場合も多いため、隠れ場所に選ばれる可能性が高くなります。

人通りの多いエリア

防犯対策の一つとして”地域の目”が挙げられます。

近所の人の挨拶や声かけで、空き巣が犯行を諦める傾向にあるためです。

そのため人目につきにくい場所や人通りが少ない場所は、空き巣被害のリスクが高いのですが、人通りの多いエリアでも決して油断はできません。

その理由として、万一誰かに見つかった場合にも、商業施設の近くなどであれば、紛れやすく逃げやすいことが挙げられます。

また、先ほどお話ししたように駅近くも逃走に便利なため、犯人に狙われやすいのです。

長期留守で空き巣に狙われない為の防犯対策

空き巣に狙われやすい家がどんな家なのかが分かりました。

狙われそうな家にお住まいの方もそうでない方も、長期留守の際には空き巣に入られないように防犯対策して出かけましょう。

簡単にできそうな防犯対策を以下でピックアップしてみましたので、ぜひチェックしてみてくださいね。

【長期留守時これだけはやっておこう!】

  • 新聞の配達を止める
  • 郵便は局留めにしてもらう
  • 出入口と窓の施錠を全て確認する
  • タイマーで電気を操作する
  • SNSにスケジュールを公開しない

新聞の配達を止める

新聞を契約しているご家庭の場合、毎日郵便受けに新聞が届けられますよね。

旅行などにより長期不在となった場合、郵便受けに新聞が溜まっていきます。

空き巣は、狙いを定めた家庭が留守かどうか確認する際、郵便受けを確認することがあります。

新聞が溜まっていれば、留守ですと空き巣に教えているも同然。

新聞各社では長期不在時に配達をストップするサービスを行っていますので、こちらを利用するのも一つの手です。

受け取らなかった新聞は、戻ってきてからまとめて受け取ることができる場合もあるので、事前に利用している新聞会社に問い合わせてみてくださいね。

なお、止めてもらっている間の新聞料金の値引きについても、各社で対応が異なるため問い合わせが必要となります。

郵便は局留めにしてもらう

新聞と同様に、郵便物も溜まれば空き巣に不在を知らせる要因となってしまいます。

郵便局では、長期不在における対応として以下のような配達方法をとってくれます。

旅行や帰省など、長期間ご不在となる場合は、不在となる期間(最長30日)をあらかじめ不在届により届けていただければ、その期間内に到着した郵便物等は、届出期間終了後に配達にお伺いします。

引用元:郵便局「長期間不在とする場合の郵便物等の配達について教えてください

手続きの際には、運転免許証や健康保険証などの本人確認ができるものを準備した上で、郵便物等の配達を行う郵便局(最寄りの郵便局)へ向かいましょう。

不在届はダウンロードして事前に家庭で準備することもできるので、手続きにかかる時間を短くしたい方は、こちらも準備しておくと良いでしょう。

出入口と窓の施錠を全て確認する

警視庁の最新データによると、空き巣をはじめとした侵入窃盗では、一戸建てと3階建以下のマンションにおける侵入経路の約半数が窓からなのだそう。

4階建以上のマンションでも約3割が窓から侵入しています。

窓からの侵入手口と聞いて、ガラスを割っての侵入を想像してしまいますが、実は最も多いのが、無施錠の窓を狙うというものなのです。

住居タイプ 空き巣の侵入手口
一戸建て住宅
  1. 無締り(52.8%)
  2. ガラス破り(29.8%)
  3. その他(5.4%)
マンション(3階建以下)
  1. 無締り(52.1%)
  2. ガラス破り(22.2%)
  3. 合かぎ(9.6%)
マンション(4階建以上)
  1. 無締り(45.8%)
  2. 合かぎ(19.7%)
  3. ガラス破り(13.0%)

施錠ができていないだけで、空き巣被害に遭う確率が上がってしまうので、お出かけ前には必ず確認を行いましょう。

いつも閉まっているから大丈夫だろうと確認を怠ったり、見落としがないよう、数人で二重チェックする方法をおすすめします。

もちろん玄関や勝手口といった出入り口の施錠確認もお忘れなく。

タイマーで電気を操作する

先ほど、郵便物から空き巣がその家庭が留守かどうか判断するというお話をしました。

その他、洗濯物が干しっぱなしであったり、夜間にも関わらず電気がついていないなど、ちょっとしたヒントからも留守かどうか判断するのです。

そこでタイマー機能のある電気を設置するのも、空き巣対策として有効です。

電気が付いていれば、在宅中を装うことができますし、帰ってきた時にも明るい部屋が待っています。

部屋にコンセントで使用する照明がある方は、こちらのコンセントタイマーで好きな時間に照明を点灯させることが可能です。

コンセントにタイマーを繋ぎ、タイマーと照明のコンセントを繋ぐだけという手軽さも魅力です。

商品名:リーベックス(Revex) コンセント タイマー

価格:968円
※2022年6月現在

備え付けの照明にタイマーをつけたいという方には、こちらのSwitch Botも便利です。

照明はもちろん炊飯器や給湯器など、様々なスイッチ・ボタン付近に付属のシール一つで取り付けが可能です。

残念ながらこちらはタイマーではないのですが、別売のSwitchBotハブを利用すれば、専用アプリから遠隔操作ができるようになります。

外出先から好きなタイミングで照明のオンオフ切り替えができるので、いろいろな家電につけてみてはいかがでしょうか。

商品名:SwitchBot

価格:3,980円
※2022年6月現在

もちろんタイマーなどがない場合には、あえて電気をつけっぱなしにする方法も有効です。

人の出入りがある玄関や勝手口の照明は、つけっぱなしにしておくことで、帰宅時に鍵を探すのにも便利です。

なおタイマーなどで室内の照明をつけておく場合、カーテンを閉めておくことが重要です。

暗い時間にカーテンが開いていると、室内の様子が丸見えで、逆に室内に誰もいないことを知られてしまいます。

さらに部屋の間取りや家具の配置場所といった情報を与えてしまう原因にもなるため、カーテンは閉めておきましょう。

SNSにスケジュールを公開しない

ストーカーだけでなく空き巣も事前に念入りに住人の情報をチェックします。

その際、SNSを活用する空き巣が増えてきています。

旅行スケジュールや飛行機情報、また旅行先での写真を公開すると空き巣に不在だと知られてしまいます。

総務省でもネットとの向き合い方として、旅行中のSNS発信に関して注意喚起しているほど、深刻な状況です。

どうしてもアップしたい場合は帰宅後にするか、友達限定の設定にするかにしましょう。

ホームセキュリティの契約もおすすめ

以上、旅行で長期不在となる場合の防犯対策についてご紹介しました。

郵便物や新聞の配達を中断してもらうなど、お金をかけずにできる対策もあり、早速取り入れてみようかなと感じた方も多いのではないでしょうか。

しかし残念ながら、今回ご紹介した防犯対策だけでは完璧とは言えません。

空き巣に狙われやすい条件の揃った物件にお住まいの方や、大切な資産やご自宅を守りたい方はホームセキュリティの利用がおすすめです。

以前旅行など長期の留守に使えるセントラル警備保障の留守宅ガードというプランがありました。しかしこちらのサービスは、2019年に新規受付を停止しています。

2022年6月現在、短期契約プランを取り扱う警備会社はありません。

比較的安くホームセキュリティーを導入するのであれば、最短5年の利用が条件となりますが、以下のようなプランがあります。

  • アルソック「ゼロスタートプラン」:7,667円/月
  • アルソック「レンタルプラン」:6,853円/月
  • セントラル警備保障「フルオンラインプラン」:3,630円/月〜

5年の契約ともなれば、普段の生活もしっかりと見守ってもらえるので安心ですよね。

ただ月額料金の支払いが発生する以上、どうしても短期契約を希望される方には、最短1年契約のアルソック「るすたくプラン」をおすすめします。

こちらは元々空き家を管理するプランで、月額4,400円で月に1度見回りと投函物の整理を行っています。

このプランに月額1,100円追加すると、自宅にセンサーが取り付けられホームセキュリティのような使い方ができるようになります。

もちろん不審者の侵入があった場合には、ご自宅までガードマンが駆けつけてくれます!

アルソックには他にも様々なプランがあるので、使い方と予算に合ったプランを探してみてはいかがでしょうか。

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