帰宅時に何か違和感を感じる、戸締りをしたのに鍵が開いているなど誰かが自宅に侵入した形跡を見つけると不安になりますよね。
しかし「部屋は荒らされていない」「何も盗まれていない」という経験者も多くいます。
では侵入者は何の目的であなたの部屋に侵入したのか!?このまま放置すると後日大きなトラブルや犯罪に巻き込まれてしまう可能性があります。
本記事では侵入者が何もしなかった理由と、本当の目的、そして侵入された形跡を見つけた時の対処法についてご紹介します。
何も盗まれなかった時の侵入者(空き巣)の目的は?
普段閉めているはずの窓の鍵が開いていて、誰かが入ってきたことは明らかなのに何も取られた痕跡がない…。
そんなことがもし自分の身に起こった時、自分の勘違いだったのかもしれないなんてあまり気に留めずに過ごしてしまいそうですよね。
しかし、何も盗まれていなかったからと安心するのは非常に危険なのです。
何も盗まない侵入者の本当の狙いとして、以下のような理由が考えられます。
【何も盗まない侵入者の本当の狙いは?】
- 後日空き巣に入るための下見
- クレジットカードのスキミングや合鍵の作成
- 盗聴器や隠しカメラの設置
- 性犯罪やいたずら目的
後日空き巣に入るための下見
今回、何も取られなかったからと安心するのが危険な理由は、侵入者が次回の侵入に備えて準備をしている可能性があるためです。
まず侵入者が空き巣だった場合、侵入経路や金品の置いていそうな場所、家具の配置、セキュリティのチェックなど、下見に来ている可能性があります。
クレジットカードのスキミングや合鍵の作成
さらに、在宅中に自宅内へ忍び込んで、合鍵を作成する犯人もいます。
合鍵を作られてしまっては、侵入の難易度も一気に下がりますし、いつでも空き巣を招き入れてしまう結果となります。
また、空き巣が狙うものといえば、現金や換金しやすそうな貴重品などを想像しますよね。
しかし現金や貴重品が取られていないからと安心するのはまだ早いのです。
なぜなら、クレジットカードのスキミングが行われている可能性があるためです。
専用の機械に差し込めば、わずかな時間で情報が抜き取られてしまうものの、カード自体が手元にあるために実際に被害に遭うまで気付くことができません。
財布の中を確認して、いつもとカードの並びや向きが違うようなことがあれば、警察に相談することをおすすめします。
盗聴器や隠しカメラの設置
次に侵入がストーカーや性犯罪者だった場合、盗聴器や隠しカメラの設置または回収にやってきた可能性があります。
盗聴器や隠しカメラを設置する犯人の多くは、夫や妻、交際相手、友人、仕事仲間など、あなたもよく知る人物です。
浮気を疑っていたり、何かあなたに対して恨みの感情を抱いているなど理由は様々ですが、決して気分の良いものではないですよね。
ただし知人の犯行であれば、家に招いたタイミングで盗聴器などを仕掛けるでしょう。
もし身に覚えのない侵入があったなら、ストーカーや性犯罪者などの危険人物があなたの情報を得たいと思い、盗聴器や隠しカメラを設置しに訪れたのかもしれないと疑って損はありません。
気になる方は業者に依頼して、盗聴器や隠しカメラが設置されていないか調査してもらうことをおすすめします。
性犯罪やいたずら目的
侵入者の中には留守中を狙わず、在宅中を狙う人もいます。
何も取られていなければ安心しきってしまいそうなものですが、もしかするとあなたがお風呂から上がってくる時や就寝するタイミングを見計らって、室内に身を潜めている可能性も考えられます。
また、単に人の家の中に入るのが好きという変わった趣味嗜好の持ち主もいます。
そういった人物が勝手に侵入して、勝手に満足して立ち去ったなんて場合も…。
こういった相手には、次回また侵入されるようなことがないように、窓や扉の施錠を意識したいものです。
侵入されたのに放置した場合のリスク
先ほど、何も盗まなかった侵入者の目的としてお話ししました。
「今回何もなかったから大丈夫」
「自分の勘違いだったのかも?」
なんて決めつけてしまうのは非常に危険です。
もしも侵入を放置した場合、どのようなリスクがあるのでしょうか。
【侵入を放置した場合のリスク】
- 金品を奪われる
- 盗聴被害に遭う
- 性被害に遭う
もし犯人が空き巣の場合には、後日ごっそり金品が盗まれるなんてことにも繋がりかねません。
盗聴器や隠しカメラを設置されていれば、後日犯人が回収に訪れる可能性が高いです。
ストーカーと鉢合わせしてしまえば、性犯罪に巻き込まれるリスクがあるだけでなく、命を危機に晒すことになります。
侵入を感じたらやるべきこと
今回は何もなかったからと安心することなく、侵入を感じたらすぐに対策を講じておきたいものです。
そこで、侵入者の形跡に気づいたらやるべきことをご紹介します。
【侵入の形跡に気付いたらやるべきこと5選】
- 警察に被害届を提出する
- 鍵を変える
- 窓に補助錠やブザーを取り付ける
- 盗聴器の調査を業者に依頼する
- ホームセキュリティを利用する
警察に被害届を提出する
まず警察への被害届提出を行いましょう。
残念ながら被害が出ていない以上、すぐに何か行ってくれるわけではありません。
しかし近隣エリアで同様の被害が相次いでいたりなどすれば、見回りを強化してくれるかもしれないためです。
また、別件で逮捕された犯人があなたの家への侵入を供述する可能性もありますので、被害届は提出しておいて損はないでしょう。
鍵を変える
何も盗まれていないように見えても、合鍵を作られている場合に備えて、鍵を変えておくとさらに安心です。
賃貸物件では勝手に鍵を変えることも難しいと思いますので、事前に管理会社や大家さんに確認をとりましょう。
鍵の交換が難しい場合には、二重鍵を設置するのも一つの手段です。
二重鍵は侵入にかかる時間が単純に倍になるため、空き巣対策としても有効な防犯対策グッズです。
窓に補助錠やブザーを取り付ける
二重鍵の他に防犯対策グッズとしておすすめなのが、補助錠や振動を感知して鳴るブザーです。
補助錠は、侵入経路となりうる窓や玄関に取り付けることで、侵入にかかる時間を稼ぎ犯行を諦めさせるきっかけとなります。
貼り付けるだけで簡単に設置できるものも販売されていますので、ご家庭の窓やドアの形状などを確認の上、商品選びをしてみてください。
また、振動を感知して鳴るブザーは、付属のシールで貼り付けるだけの簡単設置です。
ガラスを割っての侵入を感知して、約90dBほどの警告音が鳴ります。
約90dBとは、犬の鳴き声や人の怒鳴り声、カラオケ店内くらいの大きさですので、十分周囲に異変を知らせる材料となるはずです。
盗聴器の調査を業者に依頼する
ストーカー被害に遭っているなど、盗聴器を仕掛けられるような覚えのある方は、調査を業者に依頼しておくことをおすすめします。
比較的発見しやすいコンセント型の盗聴器であれば、自分でも発見できそうなものですが、盗聴器には様々なタイプがあり自分で見つけるのが困難なタイプもあるためです。
業者は専用の機器を使って見つけだしてくれるので、目視で難しい場所に設置されていてもきっと見つけ出してくれることでしょう。
ホームセキュリティを利用する
他の対策方法と比べて予算はかかりますが、圧倒的に安心なのはホームセキュリティを利用することです。
防犯カメラや人感センサーを設置し、何か気になる動きがあればすぐにガードマンが駆けつけてくれるため、外出中も安心です。
貴重品や資産を守るだけでなく、命を守ることにも繋がると思えば、必要な投資だといえますね。
求める条件やお住まいのタイプによって、細かく料金が異なるため、加入の際にはいろいろなホームセキュリティ会社に見積もりを依頼して、比較検討されることをおすすめします。
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まとめ
以上、何も盗まなかった空き巣の本当の狙いと対処法についてご紹介しました。
窓が少し開いている程度なら、閉め忘れたかななんて考えてしまいそうですが、疑う気持ちが非常に重要だということがわかりました。
疑わしい出来事が身の回りで起こっているのであれば、業者にサポートをお願いした方が安心です。
心当たりがないという方も、警察への届け出をお忘れなく!
あなたの大切な物や思い出が無事に守られますように。
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